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ユナイテッド93


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Non-Fiction Documentary Film

United93

【Story】
2001年9月11日。ニューアークの空港は、朝の喧騒に包まれていた。離陸の準備を整えたユナイテッド航空93便は40名の乗客を乗せ、サンフランシスコへ飛び立つ。その直後、ワールド・トレード・センターに2機の民間機が激突した…。

評価 ★★★★☆(4.0P)

【感想】
いつもと同様に1日が始まり、いつもと同様に乗客、乗員、CAが飛行機に乗る。しかし、何かがいつもと違う…目的地には着かなかった…。→もう少しで○位??

【以降ややネタバレあり】


2001年9月11日に起きた米国同時多発テロを『ブラディ・サンデー』や『ボーン・スプレマシー』のポール・グリーングラスが遺された家族の人々や管制塔の人たちを含めた関係機関への入念な取材を行い、可能な限り再現し、ドキュメンタリー・タッチで撮り上げた本作。
最近になって、同時多発テロはアメリカの“プロパガンダ”だったという意見がチャーリー・シーンを筆頭に多方面から出だしている。確かに彼らの意見を聞いてみると、いくつものこの事件での矛盾点は解決できます。
U<br />nited93_1

しかし、こんなことを言ってはいけないが事件の真実はどうであれ、大勢の人が亡くなり、多大な被害がでたことは真実です。なので、私としては真実を明確にすることはもちろん大事なことだとは思うが被害にあった人たちのことを忘れないことのほうがよほど大事なことに思えます。
そのような意味でも本作は非常によくできているNon-Fiction Documentary Filmだ。誰も知りえない機内のことなので具現化するにあたりNon-Fiction Documentary Filmといってしまうと語弊を生じるかもしれません。しかし、機内にいた人たちの存在は“事実”であり、その人たちが亡くなったということも“事実”であるので、あえてNon-Fiction Documentary Filmという言葉を使わせていただきたいです。
united93_2

機内の状況として“テロリストと戦う人”、“家族を含め最愛の人に最後の電話をする人”、“パニックに陥る人”、“祈る人”などが描かれているがこの多様な行動こそが、こんな言葉では稚拙かもしれないが“リアリティー”を生み出していた。このような状況下で仮に乗客すべてがテロリストと抗戦したというのなら“真実性”は欠如していたでしょう。

本作での映像はポータブルカメラで撮られています。それ故に手振れなどが少し気になるが、そのことで臨場感や恐怖感、絶望感を限りなく再現してあるように感じられます。この触媒的作用により私自身もなんとも言えない気分にさせられました。そして、本作に登場する俳優はあえて有名な俳優を使っていないことは、観ている人が登場人物1人だけに感情を局在することを抑え、全体を通して焦点をテロリスト、乗客、CA、乗員、管制官とすべてに非局在化させることを可能にしている。このことと先ほど述べた映像により、多くの方の「あたかも、自分もその場にいるように感じた」という感想を生み出している要因となっているのでしょう。

ここで、チャーリー・シーン達的だが少し気になったことについて述べておくとします。
被害者の家族・関係者からできる限りの情報を集めて描かれていることは観ていて実感できるのだが、視点をずらしテロリストの方に向けてみると、「テロリストも1人の人間」だということを巧妙に表現したかったのかもしれないがあまりにも彼らが稚拙に描かれすぎている。乗客たちは余裕で機内を動き回れるし、爆弾をつけているテロリストは数人の乗客に捕まるし、こんなことはあるのだろうか?と疑問符が浮かぶ。流石にテロリストの家族のインタビューはとってないだろうから仕方がないのかもしれないが…。
united93_3

最後に、人間というものは時とともに記憶が希薄になっていく生き物である。それ故にこの映画は同時多発テロの被害者を忘れないため、2度とこのようなことを繰り返さないためには必要不可欠なものだと思う。さらに“大切なものの儚さ”というものも再実感させてくれたので自分にとって何が最も大切なのか、何を最も失いたくないのかを再確認させてくれるいい機会になりました。

しかし、それらと同時に少し反面教師とし、この作品自体が妙にアメリカのプロパガンダ的に利用されているのでは?と思ってしまう天邪鬼な私もいました・・・。


*今年は『ミュンヘン』、『シリアナ』、『ホテル・ルワンダ』など実話ものが結構多いが、本作もそれらに負けず劣らずいいものに仕上がっていた。しかし、欲を言えば管制塔のシーンより、機内でのシーンを前半からもっと見せて欲しかった。

補足トリビア:管制官や軍関係者を演じた人の中には9月11日に実際にその場で働いていた本人が演じている。


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原題 United 93
製作年度 2006年
製作国 アメリカ
上映時間 111分
監督 ポール・グリーングラス
脚本 ポール・グリーングラス
出演 コーリイ・ジョンソン、デニー・ディロン、タラ・ヒューゴ、サイモン・ポーランド、デヴィッド・ラッシュ
テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

Trackbacks

 『2001年9月11日 4機の旅客機が ハイジャックされた。 3機はターゲットに到達。 1機のみ到達せず。』  コチラの「ユナイテッド93」は、8/12公開になった9.11を初めて真正面から描いた映画として話題になった作品ですが、早速観て来ました。5年前に感じた衝撃を思
2001年9月11日―― 4機の旅客機がハイジャックされた。 3機はターゲットに到達。 これは、その4機目の物語である。

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