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正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官


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グリーンカードを巡って

crossing_over

【Story】
ロサンゼルスの移民局I.C.E.のベテラン捜査官マックス(ハリソン・フォード)は不法就労者の取り締まりが任務だが彼らに同情的だ。そんなある日、同僚の妹が殺され、遺品の中から偽造グリーンカードを見つけた彼は独自の捜査に乗り出すことに…。

評価 ★★★☆☆(3.4P)

【感想】
レイ・リオッタが妙に適役。

~以降ややネタばれあり~

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2008年の東京都の人口は約1,300万人と言われている。その数よりは若干少ないが、アメリカにはなんと1,100万人以上の不法滞在者がいるとされている。ただこの数字が正確なのかといえば、中国人口と同じで確認できていない人数もいるだろうから、それらを足せば容易に、東京都と同数いやそれ以上の人口となるに違いない。そんなアメリカの抱える莫大の数の移民の問題を描いたのが本作だ。

映画でも小説でも物語を描くときは、描く出来事を体験したか否かが、本当のリアリティーを出せるかというポイントになると個人的には思っている。例えば、幾ら富士山を知っていると言っても、登ったことのある人間とそうでない人間では、語れることが大いに違ってくるのと同様だ。その点本作鑑賞後に感じたリアリティーは、監督のウェイン・クラマーが移民で市民権を2000年に得たという事実があったからこそ描けたに違いない。まさにこのリアリティーがハリソンまでをも巻き込む作品という結果になったのだろう。

さてそんなハリソンまで巻き込んだ作品はというと、カリフォルニア・ロサンゼルスを舞台に、ポール・ハギスの『クラッシュ』を思わせるような展開で、様々な人々のエピソードが群像的に絡み合いながら進んでいく。例えば良心が強い移民局I.C.E.のベテラン捜査官マックスはメキシコからの不法移民ミレヤを強制送還することになり、残された彼女の息子を巡ってという話や、プロミュージシャンを目指すため宗教関係者としてグリーンカードを望む南アフリカ出身のユダヤ系移民ギャビンと、その彼女で同じくグリーンカード取得を望むオーストラリア出身の女性クレアの話。さらには韓国出身の高校生ヨンが不良グループの誘いを断れず強盗に入る話、そして9.11の実行犯に対する論文が問題視されたイスラム教徒のタズマリと移民弁護士デニスの話などが絡み合っていくのだ。

9.11以降国としての治安が良くなって旅行としては行きやすい国になったアメリカだが、行きやすいものとグリーンカードという永住権の話ではまた別。ただアメリカで成功を掴むためにはこのカードがあるか否かというのは非常に大きな問題だ。だからこそ、ギャビンやクレアのようにユダヤ教徒だと嘘をついたり、移民判定官のコール(レイ・リオッタ)に身体を売ったりするのだろう。そんなことをしなければならないことから、移民にとって永住権が重要なファクターだということが他のエピソードは勿論このエピソードから特に伝わってくる。
日本には、帰化はあっても移民という制度は現状ない。それ故に移民という人たちの考え方や移民という存在の位置づけが余り分からないかもしれない。ただだからこそ映画を通してこういう国際的な問題を考えなければいけないだろうと映画を通して思った。

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原題 CROSSING OVER
製作年度 2009年
製作国 アメリカ
上映時間 113分
監督 ウェイン・クラマー
製作 ウェイン・クラマー、フランク・マーシャル
共同製作 グレッグ・テイラー
製作総指揮 マイケル・ビューグ、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン
脚本 ウェイン・クラマー
撮影 ジェームズ・ウィテカー
編集 アーサー・コバーン
音楽 マーク・アイシャム
出演 ハリソン・フォード、レイ・リオッタ、アシュレイ・ジャッド、ジム・スタージェス、 クリフ・カーティス、サマー・ビシル、アリシー・ブラガ、アリス・イヴ、ジャクリーン・オブラドース、ジャスティン・チョーン、メリク・タドロス

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テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

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Comments


daiさん
こんばんは~♪

これ、ちょっとだけ気にはなってたんだけど、、、、
daiさんフツウならやっぱりみなくていいかなーー^^
レイリオッタがけっこう気にナル★
おお~、アシュレイ・ジャッド、ジム・スタージェスも出てたんだ!
DVDになったら観ようっと^^
確かムスメ役はLOSTのシーズン1に出てた子なのよね。

あれ?96時間とかぶっちゃった!
なんか混同しちゃう、ハリソンとアノ方、キャラかぶってるからかな(笑)
 

daiさん、こんにちは!
>監督のウェイン・クラマーが移民で市民権を2000年に得たという事実があったからこそ

えっ!それは知らなかったです・・・。そうなんだ。。。
あまり期待していなかったのに、予想以上に私は引き込まれて見ました。人の繋がりもシナリオで上手に組んであったし。クラッシュっぽい感じというか。

昔「グリーンカード」って映画があって、それでもグリーンカードを欲しいと思っているフランス人って設定だったかと思うけれど、全然違ったタイプの映画だったしな・・・。
 

migさんへ
こんばんは♪

悪くはないんですが、『クラッシュ』も苦手だし
テーマがテーマだけに若干のきつさがありましたね。

レイ・リオッタはかなりのハマり役ですよ★
 
Re: タイトルなし
latifaさんへ

こんばんは★

『クラッシュ』っぽい感じでしたね。リンク性は巧かったですが、
個人的にはもう一捻りほしかったところです。

> 「グリーンカード」

そんな映画があったんですね。知らなかったな・・・。
グリーンカードにはドラマがあるんでしょうね。
 
移民事情
こんばんは、daiさん♪
日本でも国籍を得るための偽装結婚とか、いろいろありますもんね。
決してハッピーエンドなエピソードばかりではありませんでしたが、「グラントリノ」なんかも含め、アメリカの移民事情を知る面白い映画でした♪
 

実は予備知識ゼロで観にいったんで、またFBIとかCIAとかじゃない新しい組織を舞台にした作品かなって思ったんですが、全然違うし。(笑)
ホントは群像劇って苦手なんですよね。でもこれは良かったです。
パラレルに起こっている事件の登場人物が細い糸で全てマックスに繋がってる、つまり我々はマックスを軸にした周辺の人々の移民問題の目撃者になってる訳です。しかし…たった一人なのに、こんなにも色んな問題が起こっている、これが国民全体で考えたら…。考えさせられる作品でした。
 

ともやさんへ

こんにちは♪

アメリカの移民事情と言うのは、私たちもこれから
体験するかもしれませんので、きちんと観ておかなければ
いけない問題ですよね。
 

KLYさんへ

私もタイトルを観た時はFBIとかCIAなどのクライムアクションかと思いましたw

私たち日本人にはなかなか分からない点がありますが、
もしアメリカにおいてここまで移民問題が多くの人に繋がっている問題だとしたら、
きちんと人間として観て知っておかなければいけない問題ですよね。
 
こんばんわ
こういう映画を見るとアメリカに本当に正義はあるのか?って疑問視してしまいますね。

老いたラビなど、アメリカ人よりも外国人の方がアメリカの正義を行っているという矛盾が悲しかったです。
 

にゃむばななさんへ

アメリカの正義とは何なんですかね??
そんなことをにゃむばななさん同様に考えさせられました。

 

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