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ブタがいた教室


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無難にしめたラスト

ブタがいた教室

【Story】
6年2組を担任することになった新米教師の星(妻夫木聡)は、食べることを前提として子ブタを飼うことをクラスの生徒たちに提案する…。

評価 ★★★☆☆(3.4P)

【感想】
育てたトマトは食べれて、豚は食べれない。

~以降ややネタばれあり~

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ドキュメンタリーとしてテレビ放映された、大阪の小学校の新任教師による、豚を通して“食”を学ぶ実践教育を基に映画化された作品。豚肉うどんを食べた後に鑑賞したため、無性に小学生が豚を育てる過程を観ている時のいたたまれなさは一入だった。
ブタがいた教室
さて本作の見どころはやはり、小学生が「育てた豚のPちゃんを食すか否か」という議論シーンだろう。なんでも映画で描かれるシーン自体は完全に生徒役の子たちのアドリブ(各々の意見)だとのこと。それ故に、ある程度の学のある大人のように理路整然とディベートするわけではない。しかし子供が考えて発する言わされた言葉ではない意見は、政治家のクソ演説や謝る気もないゲートウェイ21の社長の謝罪会見なんかとは比べ物にならないくらい感情に強く訴えてくる。
ブタがいた教室
ただディベートシーンの白熱の半面、他の部分が若干疎かに見えてしまったのが非常に残念だった。特にディベートに行く前の豚を育てる過程の描き方が巧く描写されていない。場所は田舎ではないし、今のモンスターペアレンツのご時世の中、小学校で豚を育てるのだから、かなりの障害が事前も、事中もあっただろう。さらに言えば、苦労ではなく、子供達のPちゃんに対して持った情の部分も丁寧に描くべきだ。それらをもっときちんと描くことで中盤からのディベートに、もっと熱が出たのではと思ってしまうと非常に勿体ない。
ブタがいた教室

まあ全体的に良くできているが、子供を使う故の諸刃の剣として、素と演技のギャップがかなり大きかったし、転校生の子の演出の必要性が余りないといった意味のないところが気になった。そして一番残念なのはあのラスト。人間は生きていくためには食べなければいけない。『いのちの食べ方』なんかでも非常に淡々と“いのち”を“食べ物”にしていく姿が描かれている。そんな現実がある以上、食べると決めた豚を食肉センターへ送るといった無難なラストで逃げず、きちんと食べるところまでを描くべきだ。しかもあの豚を小学生が追いかける描き方だと、動物園へ送るなんていったものとなんら変わらないように思えてしまう。だからそれとの完全な差別化を計るために、きちんと観客に食べるというシーンというものを見せる必要があったのではと思ってしまう。

*それにしても俳優の使い方が贅沢。主演の妻夫木はまだしも、戸田菜穂やピエール瀧なんて、2時間近い話の中で正味3分出ていないだろう。

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製作年度 2008年
製作国 日本
上映時間 109分
監督 前田哲
製作 佐藤直樹
プロデューサー 椋樹弘尚、田中正、廣瀬和宏、小川勝広
原作 黒田恭史
脚本 小林弘利
編集 高橋幸一
音楽 吉岡聖治
出演 妻夫木聡、大杉漣、田畑智子、池田成志、ピエール瀧、清水ゆみ、近藤良平、大沢逸美、戸田菜穂、原田美枝子

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テーマ : 邦画    ジャンル : 映画

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Comments


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象のロケットさんへ

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確かにあのラストは無難なものでしたが、もしあれ以外のものだったら私はこの映画を酷評していたと思います。

名前をつけた時点でもはや家族。『海を飛ぶ夢』での尊厳死問題同様に家族だからこそ、自分には何ができるかを考えたら、あのラスト以外はちょっと映画の世界観を壊していたように思えましたよ。
 

にゃむばななさんへ

>確かにあのラストは無難なものでしたが、もしあれ以外のものだったら私はこの映画を酷評していたと思います。
確かに無難にしなかったら、両極端の映画になっていたかもしれません。私としてはブタを食べるという事実がこの映画の元であるドキュメンタリーの中の知識として戦慄に残っていたため、討論などのリアリティーを追求した姿勢に比べると、どうしてもあのラストは逃げてしまったように感じてしまいました。でもそこまで描いたら映画として成立しなかったかもしれませんね。

まあこの元の話で”豚に名前を付ける”という行為自体が「食べ物からペットへの変換行為」だったので失敗だったのでしょう。
 

転校生の女の子が、皆が丁々発止で討論している間、なにか言いたいのだけれど、言い出せなくている眼差しが
印象的でした。
 

ひきばっちさんへ

>転校生の女の子が、皆が丁々発止で討論している間、なにか言いたいのだけれど、言い出せなくている眼差しが印象的でした

あの討論シーンは素で演じているらしいので、彼女自身が役さながらの性格だったのかもしれませんね。
 

私はあのドキュメンタリーをリアルタイムで見ました
最初はみんなで食べるつもりでしたが途中の意見でこれだけ世話したPちゃんをとても食べられない。となり、食肉センターか後輩に引き継ぐかで迷っていました 結果、後輩はまだ小さい四年生、大人のブタを世話するのは肉体的に無理となり、食肉センターいきになったと記憶しています

いい勉強になったと思いますよ… 普段食べる豚肉も、こぶたとして生まれ個性もあり成長してそれから捌かれ肉になって売られている一連の流れを実体験できたのですから。彼らの卒業証書を受ける姿は確実に成長して見えました。子役さんでも、です。
 

ごんさんへ

ごんさんはあのドキュメンタリーをリアルタイムで
見られていたんですね。
確かに机上の空論ではなく実際に見るということは
子供にとって勉強にはなったと思いますね。
 

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