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イントゥ・ザ・ワイルド


Category: 映画 あ行   Tags: ---
優秀な人間は時として奇行起こす

Into_The_Wild

【Story】
大学を優秀な成績で卒業したクリス(エミール・ハーシュ)は車や財布を捨て、自由を手に入れるための放浪の旅に出る。労働とヒッチハイクを繰り返し、アメリカからアラスカへと北上。アラスカ山脈の人気のない荒野へと分け入り、捨てられたバスの車体を拠点にそこでの生活をはじめる…。

評価 ★★★☆☆(3.7P)

【感想】
16歳に手を出さなかったのは偉い。Ranking

~以降ややネタばれあり~


物質社会の全てを捨てアラスカへと放浪の旅へ出た、裕福で優秀な青年を俳優としても活躍しているショーン・ペンが監督したロードムービー。
Into_The_Wild
ストーリー自体は冒頭で若干触れたし、結末も大宣伝のおかげで“主人公の死”ということは分かっている。似たような映画で『モーターサイクル・ダイアリーズ』というロードムービーがあるが、あちらよりは主人公の考え方などは別としても、行動自体はやろうと思えばやれる分(*やれると言っても相当の覚悟はいるが…)、あっと驚くような展開を楽しむというよりも、旅をして人と出会い癒されていくクリスの心情を読み取ったり、大自然や非日常を疑似体験するといったことで楽しみを得るタイプの映画だ。
Into_The_Wild
この映画で私が面白いと感じたのは主人公クリスの行為だ。彼はアラスカへ行くまでに、多くの人間と出会い、共同生活などをしながら、出会った人間のことを深く知って仲良くなっていき、心の中で自分の心の闇を癒していく。一般的に自分の心の傷を癒すには、カウンセラー等に自分のことを話すことで回復させることに対して、彼の自分のことはほとんど語らないが、多くの人との触れ合いで癒されていくと言った行為は興味深く感じた。
Into_The_Wild
このような主人公の人間との触れ合いは興味深く、劇中で見せてくれる雄大なアメリカの大自然などは非常に優美であり見応えがある。だが主人公が亡くなったという前置きがあるために美談に見えがちだが、やはりどうしてもクリスのとった行為を肯定することはできない。まあ人間なんで個々人が大なり小なり問題を抱えて生きている。その問題に対してどう対応していくかということが、ある意味私は生きていくということだと思っている。その点で、あまりこういうことを言うと反感を買うかもしれないが、本作の主人公クリス(エミール・ハーシュ)は問題に向き合わず、生きることを放棄した結果がこの作品の結末に至ったのだと思ってしまう。
彼のとった行為は本当の意味での“逃避”なのだ。社会から、家族から、友人から全てからの逃げ、仕舞には孤独死してしまう。最後に「僕は幸せだった」なんて残すが、残された人間のことはどうなるのか。確かに彼の放浪により、家族の絆は回復されたかもしれない。だがクリスの死で今までとは異なった傷が家族の中に残るのは確かだろう。勿論、家族以外にも彼と触れ合った人や友人など全ての人に傷を残すのだ。それ故にやはり彼のやった行為は美談ではなく、絶対にやってはいけないことなのだ。
Into_The_Wild
という感じで絶対に彼の起こした行為を肯定してはいけないが、ロードムービーとしてはとても良くできているし、今までと異なるエミール・ハーシュも見れる作品だ。

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原題 INTO THE WILD
製作年度 2007年
製作国 アメリカ
上映時間 148分
監督 ショーン・ペン
原作 ジョン・クラカワー
脚本 ショーン・ペン
撮影 エリック・ゴーティエ
編集 ジェイ・キャシディ
音楽 マイケル・ブルック
出演 エミール・ハーシュ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、ジェナ・マローン、キャサリン・キーナー、ヴィンス・ヴォーン、クリステン・スチュワート、ハル・ホルブルック

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テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

Trackbacks

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Comments


TBありがとうございました。

私はクリスは家族との関係を断ち切りたかっただけで、
世捨て人となって、のたれ死ぬまでの覚悟はなく、
放浪の総決算をアラスカに求めただけの気がします。

家に帰ったかどうかはわかりませんが、
帰る気満々だったと思います。

死が家族に深い傷を負わせたのは事実でしょうが、
旅先で会った多くの人はいずれ忘れるでしょう。
 

daiさん☆

こんばんはー
これ、来週観る予定なのでdaiさんの評価そこそこで良かった~

あとでじっくり読ませてもらいますネ★
 

KGRさんへ

確かに放浪の総決算がアラスカであることは明確でしたが、KGRさんはクリスが家へ帰ると思ったのですね。私は完全に家族との縁を切り、自分を捨てて生きていくことを決めたからこそ、自分のことを多く語らず、家族に対しての偽りだけの準備しかせず、旅へ行ったのだと思いました。
心境の変化かもしれませんが、もし彼が生きて帰ってもたぶん家へは戻らず、おじいさんと暮らしていた気がします。

旅先の人は忘れるかもしれませんね。
でもあの少女は死んだと知ったら大いに悔いると思います。
 

migさんへ

来週観るんですね!感想期待しています!
主人公への共感はできませんでしたが、映画としての作り自体は非常に巧い作品だと思います。
 

daiさん

観て来ましたよん☆

そっか~主人公の死というのは皆知ってて観るのか~わたし知らずに観たので逆によかったかも!
ラスト近くの展開がとくに良かったけど
それまでの彼の行動も、なんだか興味深くって
長い作品だけど飽きずにみられました。
 

migさんへ

ラストで主人公が死ぬと知っていると、あのラストまでの過程がどうも「結局死ぬんだろ」っていう感じで、陳腐に見えてしまうんです。
それを知らずに観たら、もっと主人公の内面にフォーカスを当てて観れたかもしれません。
 
こんばんは~~♪
こんばんは☆
私も、主人公が死ぬってわかって観ていたので
彼はなぜ死んだのか(何が起こったのか)と考えながらの
鑑賞になりました(^^ゞ
それが私にとって良かったのか?悪かったのか?
わかりませんが・・・

家族には癒されなかった心を旅で出会う他人に
癒されていくという行為はdaiさんが
言われるように興味深かったです。

私も彼の行いに、共感は、肯定はできないのですが
いろいろなことを考えるきっかけにはなる作品だと
思いました。
 

ひろちゃん★さんへ

死を知っていて観ると、どうしてもその人間がどうして死を選んだのかを追ってしまいますね。その中で旅先の人間に癒されるという演出は興味深かったです。ただ若干、そんなにいい人が多いか?と思った自分もいましたが…。

ひろちゃん★さんの言うように、自分を見つめ直し、考えるきっかけにはなったのですが、どうしても主人公に共感できないのがきついです。
 

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