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幻影師アイゼンハイム


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ラスト数分で評価が変わる

The_Illusionist

【Story】
魅惑的なイリュージョンで、大衆の心をつかむ幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)。ある日、彼の評判を聞きつけた皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)が、婚約者のソフィ(ジェシカ・ビール)を連れて彼のショーを観覧。しかし、アイゼンハイムとソフィの間には、幼い日に身分の違いが原因で引き裂かれた過去があった…。

評価 ★★★☆☆(3.8P)

【感想】
幻影師=イリュージョニスト?Ranking

~以降ややネタばれあり~


本作は先日観た『ミスト』の原作者であるスティーヴン・キングが「繰り返し観たくなる特別な1本!」と称賛しているらしい、『レッド・ドラゴン』のエドワード・ノートン主演のイリュージョンラブストーリーという珍しいジャンルの作品だ。

映画の舞台は19世紀末。この年代で本作と同じようにイリュージョンをテーマとした『プレステージ』という映画があったためか、この頃ってそんなにイリュージョンが流行っていたの?といらぬ詮索をしてしまう。イリュージョンを引き立てるための文化や風景が妙にマッチしているから映画としての題材になるのかなあ、なんて軽く思いながら観始めているといきなり、主役のアイゼンハイム(エドワード・ノートン)が説明なしに逮捕されるのだ。そして画面は彼の幼少時代が映し出される。彼は一体何をしたのかという疑問とともに、この映画に引き込まれていってしまった。

そんな本作のメインとなってくるのは、アイゼンハイム(エドワード・ノートン)とソフィ(ジェシカ・ビール)の身分違いの恋愛という、昔からよくある古い時代特有の恋模様だ。それに加え、お決まりの邪魔をする敵役としてソフィの婚約者である皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)と、皇太子に取り入ろうとする警部ウール(ポール・ジアマッティ)が絡んでくる。特に後者2人が非常に重要であり、皇太子が「暴力で女性を殺した」という設定や、警部がアイゼンハイムとする会話というのが、この物語の大きな伏線となっているから巧さを感じてしまう。

そんな大きな伏線を含め、ストーリーには幻影師と言っているぐらいなので、数多くのイリュージョンが出てくる(例えばミカンの木、幽霊、蝶のイリュージョンなどである)。こういう風なイリュージョンは普通映画だと、種明かしをするのが普通なのだが、本作では悉くイリュージョンのタネを明かさないという一貫した姿勢をとっている。そのため、観ているこちらとしてはそのタネが非常に気になってしまうのだ(もしくは鼻からCGと決めつけ相手にしない)。そのような不思議な感覚を持ったまま物語を見続けさせることで、徐々に観ている人のフラストレーションを溜めていってしまう。しかしこの不思議な感覚を、ラストに構える大オチが、物語に散りばめられた数々の伏線と合致した時に一掃してくれるから見事な構成だった。

本作は久しぶりにこういうラストを知って観るのと、知らずに観るのでは楽しみ度が真っ二つになる作品だが、この作品がただそれだけで終わっていないのがまた面白い。流石キングが何度も観たくなると言ったように、2回目は2回目で細部を気にしたり、違う演者の視点で観るなど違った見方をすることで、新たなラストを視聴者に与えてくれるというまさにイリュージョン的な作品に仕上がっていた。

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原題 THE ILLUSIONIST
製作年度 2006年
製作国 アメリカ/チェコ
上映時間
監督 ニール・バーガー
原作 スティーヴン・ミルハウザー
脚本 ニール・バーガー
撮影 ディック・ポープ
音楽 フィリップ・グラス
出演 エドワード・ノートン、ポール・ジアマッティ、ジェシカ・ビール、ルーファス・シーウェル、エドワード・マーサン、ジェイク・ウッド、トム・フィッシャー、アーロン・ジョンソン


テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

Trackbacks

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Comments


daiさん☆

こんにちは~
これ、満足のいく作品でしたよね~
わたしも観たあとはやられた!とかって思いはそんなになかったけど、もう一度観たい気持ちになりましたし
予想裏切る展開が良かったです☆
キャストも皆よかったですし、演出も映像美も、、、。
もう一度観たら☆8になるかも?^^
 

migさんへ

こんにちは~
本当にキャスト、演出、映像などかなり良い雰囲気の映画でしたね。再度観たくなる映画でした。
 
『イリュージョンVS』(『プレステージ』)
こんばんは。

おおっ、評価高いですね。
この映画、日本では『プレステージ』があったため、
その公開が遅れたとか。
もし、先に公開されていたら…と思わないでもないです。
 

えいさんへ

こんにちは☆

公開の早い遅いで評価は変わってきたかもしれませんね。
まあでも、『プレステージ』はイリュージョン対決ですし、こちらはイリュージョンラブストーリーなので好みの問題のような気がしますが・・・。
 
初めまして
daiさん,
TB,お邪魔します~♪

コチラの作品、お気に入りになりました♪
とっても素敵な雰囲気でしたよね!
元々が、この時代のラブストーリーは好物なので(笑)
音楽も素敵だったし、出来ればまた観に行きたいです。
 

kiraさんへ

この手の作品はkiraさんは好物なんですねw
私も結構この時代のこの手のラブストーリーは好きなので、劇場再鑑賞とまでは言いませんが、DVDが出たら再度鑑賞しようと思っています。

 

daiさん、こんにちは。
「スワロが映画を見た」のスワローテイルです。

この作品、とっても面白かったですよねー。
全く先読みということができないスワロにとって、
あのラストはかなり衝撃的でありました(苦笑)

>イリュージョン的な作品に仕上がっていた
まさしく!
作品自体が壮大なイリュージョンで、
観客であるスワロはまんまと引っ掛かった、というところでしょうか。
 

swallow tailさんへ

私もあのような観ている人によって
どうとでも取れるようなラストになっ
ていたのには驚きました。
そんな意味でもいい意味で肩透かしを
食らったようなイリュージョン的な作品でした。
 

TB有難うございました。
大仕掛けなイリュージョンに目を奪われてしまいますが、
この作品の主題は、アイゼンハイムとソフィ,ウールと
レオポルドという二組の身分違いによる不条理を描いた
作品でしたね。
 
Re: タイトルなし
Hiroさんへ

イリュージョンは凄かったですね。
結構前に観ましたが、いまだに記憶に残っています。
 

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