Memoirs_of_dai

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いのちの食べ方


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いのちが肉へ変わる時

Our_Daily_Bread

【Story】
誰もが毎日のように食べている大量の食品は、どのような過程をへて消費者の手に届くのか? 現代人の命を支えながらも、ほとんど知られていない食料生産の現場に密着。ベルトコンベヤーに注ぎ込まれるヒヨコの群れ、自動車工場のように無駄なく解体される牛など、大規模な機械化により生産・管理された現場の実態が映し出される…。

評価 ★★★☆☆(3.8P)

【感想】
吉野家に行く前は観てはいけない。Ranking

~以降ややネタばれあり~


知ってはいたけれど、一般人は目を背け続けているテーマをドストレートに、BGMや字幕なんてものはなしで、現場音オンリーで淡々と描いた本作。原題の『OUR DAILY BREAD』とは“我々の日々の糧”という聖書の言葉となっており、内容自体、いのちが食べ物になっていくという過程を描いている故に、邦題はとらえ方を間違っているように感じてしまう(別にいのちを食べるわけではない)。

この作品を観て一番思ったのは、私という人間が食物に対して偏見を持っているのだなぁということ。作中では、農作物と家畜の処理を平衡に描いているのだが、畑の小麦が刈られて植物が食物になる過程なんかは「大きな重機で処理するんだ」とか、「りんごはだから光っているんだ」と、知識として把握しているのに対し、家畜の処理の方は、植物時に感じたことは弱く、惨憺たる思いというものを感じてしまう。これは私だけではなく多くの方が思ったことだろうが、淡々と処理される動物と淡々と処理されていく植物の双方には、“処理”という点で全く違いは存在しないはずなのに、そのような感情をもってしまうことが少し否めなかった。

そんな点で、豚が悲鳴を上げ機械に乗せられ殺され、吊るされ、内臓を切られ“いのち”が肉へと変貌していく過程や、オオトリの牛が変貌していく過程は、多くの人の脳裏にある種のトラウマを与えてくれたと思う。さらにはその過程で従業員も仕事と割り切って一々反応せず、無反応で事を進め、休憩時間には普通に食事をしている映像を見せられるんだから、小学生なんかの自我形成段階に見せられたら、一生吉野家にはいけない人間か、分別がつかなくなる人間が形成されてしまうだろう。しかしいくらトラウマだろうが、これが私たちが生きるための現実なのである。

こういう食糧生産の現場を描いている作品を上映すると、動物愛護団体なんかがガンガン文句を言ってきそうだが、いくら文句を言おうが、これが現実であり、事実なのである。マクドナルド、ケンタッキー、吉野家などのファーストフードから、スーパー、コンビニまで、食を扱う現場の裏にはこういった牛や豚を惜しげもなく殺すというルーティンワークが存在しているという現実があるのだ。そのような今まで直視していなかった部分を直視させられ、考えさせられた作品だった。

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原題 UNSER TAGLICH BROT/OUR DAILY BREAD
製作年度 2005年
製作国 ドイツ/オーストリア
上映時間 92分
監督 ニコラウス・ゲイハルター
撮影 ニコラウス・ゲイハルター
編集 ウォルフガング・ヴィダーホーファー
出演 牛、豚、鳥、魚、りんご、キャベツ

    
テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

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原題:OUR DAILY BREAD/UNSER TAGLICH BROT 製作年度:2005年 製作国:ドイツ/オーストリア 上映時間:92分 配給:エスパース・サロウ 監督:ニコラウ...
 以前、あるニュース番組だか報道番組でこのようなものを見ました。  ある母親が子供が給食を食べる前に「いただきます」と言わせるのはおかしいと学校に怒鳴り込んだらしいです。こちらはちゃんと給食費を収めているのだから食べるのは当然の権利。だから「いただきま...
偶然見たTVで ゴローちゃんが 12月のオススメ映画として 『 椿三十郎 』 や 『 ナンバー23 』 『 ミッドナイトイーグル 』 を抜いて 1位に推していた。 それを観ていた 娘が  「  いやコレ凄い~! この映画絶対 観たい 」 と言っていたので
【映画的カリスマ指数】★★★★☆  いのちを食べていのちをつなぐ  
どこかの映画館で途切れず上映しているロングランな作品。「いのちの食べ方」やっと鑑賞することができました。名画座・早稲田松竹の最終割800円。(通常2本で1300円)?原題:UNSERTAGLICHBROT/OURDAILYBREAD監督・脚本・撮影:ニコラウス・ゲイハルター 脚本...

Comments


レビューを読み入ってしまいました。かなりこの作品に興味があるので。
豚が悲鳴を上げながら殺されていく、なんてかなり恐いですけど、それが事実、現実なんですよね。僕はその事実、現実を全くと言っていいほど、直視していないので、観なければいけないと思います。
で、やはりグロいシーンとかは出てくるのでしょうか?観たらトラウマになるような。
劇場にまで行って観る、という気ははっきり言って毛頭しないですが、その価値はある、というところでしょうか。「魔法にかけられて」を観ている場合じゃないというか。ってそれは違うかw
 

daiさん☆
こんばんは!

これ、考えさせられる映画でしたね~、
見せ方はともかく(ドキュメンタリーだし)無音なので
動物のシーン以外はちょっとのんびりで退屈にもなったのだけど、
自分が普段口にするものについて、大丈夫なのか??っていう疑問が出て来ますね。
 

マキシさんへ

グロに関しては、『ホステル』等のスプラッターホラー並みに、内臓なんかは出ますし、作りものではなくリアルなので、その日は人にもよりますが、肉は敬遠してしまうかもしれませんね。

劇場鑑賞に関して、正直言えば字幕もない映画ですし、余り必要性はないかもしれません。海外版のDVDも出ていますし、DVDで十分な気がします。ただ映画として作りが非常に良くできているため、観る価値は十二分にあると思います。
 

migさんへ

こんばんは☆

“食”というものに関してはかなり考えさせられましたね。個人的には人間の“慣れ”というものにたいしても驚きをもちました。
 

これは、やはり観なければいけませんね。レンタルリリースを待望します。
 

マキシさんへ

鑑賞後に感想を教えて下さいね☆
 
ありがとうございました
TBありがとうございました。

>食べ物にたいして偏見
・・というより
やっぱり「生物」と「植物」では
直接的な反応が違う分 
こちらの感性も違ってしまうのでしょうね・・
牛や豚を使っているのは
なにもファーストフードだけでなく
毎日の食卓にあがります。
やっぱ 「いただきます」の意味を 伝えていかなければいけないんじゃないかな?と 思いました。
こちらからもTBさせて頂きました。m(__)m 
 

猫さんへ

「いただきます」は大切ですね。それを考えるとお祈りをする海外のほうが食に対しきちんと意識していることになるのでしょうかね?
 
THANKS!
TB,コメントありがとうございました!
私は違う牛丼屋で先に食べてから入りました。
前でも直前だったのであまりいいものではありませんでした^^;
まぁ、後ではもっと食べられませんけどねぇ。
私もこの邦題にはしっくりきてません。
でも観ておくべきですよね~退屈ですが。
 

たーくんさんへ

コメントありがとうございます★
牛丼を食べてしまいましたか・・・それはかなりの苦行でしたね・・・(笑)
邦題は本当に観てつけたのかと聞いてみたくなりました!
 

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