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クローバーフィールド/HAKAISHA


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9・11のメタファー

Cloverfield

【Story】
とあるニューヨークの夜、日本への転属が決まり、赴任することになったロブ(マイケル・スタール=デヴィッド)のために、大勢の仲間たちがサプライズ・パーティーを開く。そのパーティーの最中、突然、とてつもない爆音が聞こえ、彼らが屋上へ行くと、まるで爆撃を受けたかのようにニューヨークの街がパニックに陥っていた…。

評価 ★★★★☆(4.5P)

【感想】
三半規管が弱い人はご注意を!!Ranking

~以降ややネタばれあり~


全編にわたってハンディカメラによる映像が続く本作。しかもハンディ初心者の力を最大限に発揮し、全編通して“手ぶれ”が酷いのなんのってこの上ない仕上がりです。

そんな作品の冒頭は、若者たちが集まるロブ(マイケル・スタール=デヴィッド)の日本赴任を祝ってのサプライズ・パーティーなのです。しかもどうでもいいようなくだらない下世話な話や映像をハンディカメラ越しで繰り広げているのですから、この作品を一切前知識のない状態で観た人ならば、映画を楽しむというより、退屈と戦ってしまうしょう。しかし、ここのシーンというのは、この後のカタストロフィを描くに至って、とても重要なシーンとなってくるのです。例えば主人公グループの構成など、ハリウッド映画をよく観ている人なら「またこのパターンか!」とついつい突っ込みを入れたくなるようなものですが、この分かりやすい人物構成をさらに時間をかけて説明していくことで、この後のカタストロフィへのジェットコースターでいえば、昇っていく段階で周りの景色を見せるという重要な部分になっているのです。一旦、カタストロフィが始まると人物描写なんてものはいちいち説明してられませんからね。

そして人物構成を説明し終わった中盤からは、怒涛の展開と映像で観客の退屈ゲージを一気に一掃してくれるのです。ここから描かれるカタストロフィはかつてハリウッドで話題となった『インデペンデンス・デイ』や『宇宙戦争』なんていう同カテゴライズされる作品と比べるのも許されないほどの悲壮感や焦燥感を感じさせてくれます。

そしてこのカタストロフィのメイン(多くの人の目的)となるモノの見せ方も、素人がハンディカメラを撮ることに裏付けされるよう全体像を見せるまでに、脚や腕、腹などハンディカメラというマクロの範囲で、さりげなく体の一部を見せるというチラリズムで、観客の得体の知れないものに対する恐怖心からくる好奇心を最大限に誘っているのです(ただもう少しリアルな顔が良かったですが…)。

手ぶれが物語の核心(怪物)では全くなくなったり、決してカメラを離さないプロ根性の持ち主なんていう突っ込みは置いておいても、海外ドラマ『LOST』のような“情報の小出し”や“現在と過去とが平行描写”などを用いながら、ラストはどうなるのだという展開には観ているこちらも、演者の感情や動向にリンクしてしまい、画面に引き込まれてしまいます。さらに全体を通しての9・11のメタファーを描いているような展開は、9・11を体験していな私のような人間にも、人間の逃げ惑う姿や爆風などから臨場感を与えてくれましたし、過去の9・11というテーマを直に用いた作品とは比べ物にならないくらいの悲壮感を味わうことができました。情報公開をしなかったことや、映像の使い方等まさしく映画史に残る作品の一つとなる作品でしょう。
是非映画館へ。

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原題 Cloverfield
製作年度 2008年
製作国 アメリカ
上映時間 85分
監督 マット・リーヴス
製作 J・J・エイブラムス、ブライアン・バーク
製作総指揮 ガイ・リーデル、シェリル・クラーク
脚本 ドリュー・ゴダード
撮影 マイケル・ボンヴィレイ
編集 ケヴィン・スティット
出演 マイケル・スタール=デヴィッド、マイク・ヴォーゲル、オデット・ユーストマン、ジェシカ・ルーカス、リジー・キャプラン、T・J・ミラー ハッド、ライザ・ラピラ、クリス・マルケイ
テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

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Comments


daiさんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪

素人カメラマンのハッドのせいなのか?はたまたただ単に自分の三半規管が弱いだけなのか?特撮・怪獣系は好きなジャンルの作品だっただけに体調不良になってしまったのはなんとも悔しい所です。それにロブの兄ちゃんの方が撮影上手くて手ブレ少なかったんじゃないかと思うとこれもまた悔しいw

9.11のメタファーという部分でも、実際にあの現場の近くにいた人達はこういった凄惨な現状を目の当たりにしていたんだなという恐怖感を、自分のような体験していない者にも感じさせてくれたような気がしました。
 

メビウスさんへ

結構な人が三半規管をやられていると、ニュースでやっていましたね。ある意味、ポケモンやバベルに次ぐ惨事では?無駄に身体が取り柄の私は感じませんでしたが、メビウスさんは好きなジャンルなのに勿体なかったですね。

ゴジラが戦争のメタファーだったように、今回は9・11のメタファーのごとく殺伐とした虚無感を見終わった後、覚えました。できることなら一生そんな経験をしたくないものです。
 

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