the movie's blog of the people,by the people,for the people…
2008.03.16 Sun
魔法にかかったのはディズニー?それとも?
【Story】
“アニメーションの世界”に暮らす心優しいプリンセスのジゼル(エイミー・アダムス)は、夢にまで見た王子様との結婚式の当日、意地悪な魔女に騙されて魔法をかけられてしまい、世にも恐ろしい世界へ追放されてしまう。そこは“おとぎの国”とは正反対の刺激的な“現代のニューヨーク”で、ジゼルはパニックに陥ってしまう…。
評価 ★★★☆☆(3.8P)
【感想】
住民票はどうなる??Ranking
〜以降ややネタばれあり〜
![]() |
【Story】
“アニメーションの世界”に暮らす心優しいプリンセスのジゼル(エイミー・アダムス)は、夢にまで見た王子様との結婚式の当日、意地悪な魔女に騙されて魔法をかけられてしまい、世にも恐ろしい世界へ追放されてしまう。そこは“おとぎの国”とは正反対の刺激的な“現代のニューヨーク”で、ジゼルはパニックに陥ってしまう…。
評価 ★★★☆☆(3.8P)
【感想】
住民票はどうなる??Ranking
〜以降ややネタばれあり〜
この作品を語る上で欠かせないのはパロディーという言葉。古今東西において、“007”や“スターウォーズ”など映画史に欠かせない大作の多くには、それに準ずるパロディー映画が存在します。そしてディズニー映画も例外ではなく、この言葉は付き物です。
さて本作においては、ストーリー自体はなんてことのない予定調和のストーリーなのですが、天下のウォルト・ディズニーがセルフでパロディーをしたということに意義があるのです。パロディーという言葉である以上、オリジナルを風刺化・滑稽化することが定石です。本作でこの部分に当たるのがまさに、所々で出てくるシンデレラや白雪姫の有名シーン。それらを上手く関わらしつつ、天下のディズニーの本領発揮な部分であるフルアニメーション部分を完全否定するかのごとく描かれた現実世界がそれにあたるのです。
そんなアニメキャラが現れた現実世界であるディズニーランドがないニューヨーク自体を、「永遠の愛が存在しない国」と揶揄し、その愛のない国において、アニメの世界の可愛い動物たちを、妙にリアルなゴキブリやドブネズミと、夢もへったくれも感じさせないものとして描き、ジゼル(エイミー・アダムス)や王子様(ジェームズ・マースデン)なんていうアニメの中では向かうところ敵なしの正統派を、まんま頭のネジが緩いように描くのです。その中でジゼルに至っては、シワも産毛もないアニメの世界のものとは打って変わって、30過ぎのエイミー・アダムスに大変身させ、ドレスは森の中では汚れなかったのに、NYでは歩けば歩く程(染まるほど)汚れていくなんていう、いくらなんでも“自虐ネタ”過ぎではと思ってしまうぐらいの演出には、観ている大人さえも苦笑いしてしまうブラックジョークとなっていました。
そんな自虐的に演出するのですが、ストーリーは、30過ぎの姫一歩手前のジゼルの影響で“愛や夢”なんていうお伽の世界の専売特許を受け入れ始める現実主義者弁護士と、弁護士の影響で夢と愛だけではダメなのだと現実を受け入れ始めるジゼルを対照的に描き、その過程に黒人夫婦の離婚問題の和解劇をステレオタイプとして用いることで、どちらの考えも否定しないというディズニーらしさはきちんと残すあたり、ディズニーの本質は変わらないのだと実感させられます。
まあラストの舞踏会シーンに至る過程で、ジゼルを容姿や言動を徐々に変化させていくことによって、アニメの世界へ帰らないよという流れにさせていき、結局のところ定例道理のご都合主義的な“めでたしめでたし”ラストだったのは少し予想通りで、もったいない気もしましたが・・・。
そんな訳で、温故知新という言葉のように、ディズニーが過去の栄光から、日々新しいものを創っていく過程において、このように自らを客観視してパロディっているという行為そのものは、十分称賛できる進歩であると同時に、絶対的な力だからできる芸当でもあると侃々諤々と意見をたたかわしてみました。
■ここまで読んでくれた方ありがとう!クリックしてランキングに協力お願いします!!
↓
人気blogランキング
原題 Enchanted
製作年度 2007年
製作国 アメリカ
上映時間 108分
監督 ケヴィン・リマ
製作 バリー・ソネンフェルド、バリー・ジョセフソン
製作総指揮 クリス・チェイス、サニル・パ-カシュ、エズラ・スワードロウ
脚本 ビル・ケリー
撮影 ドン・バージェス、プロダクションデ
編集 スティーヴン・A・ロッター、グレゴリー・パーラー
音楽 アラン・メンケン
出演 エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、スーザン・サランドン、ジェームズ・マースデン、レイチェル・カヴィ、ティモシー・スポール、イディナ・メンゼル、サマンサ・アイヴァース
さて本作においては、ストーリー自体はなんてことのない予定調和のストーリーなのですが、天下のウォルト・ディズニーがセルフでパロディーをしたということに意義があるのです。パロディーという言葉である以上、オリジナルを風刺化・滑稽化することが定石です。本作でこの部分に当たるのがまさに、所々で出てくるシンデレラや白雪姫の有名シーン。それらを上手く関わらしつつ、天下のディズニーの本領発揮な部分であるフルアニメーション部分を完全否定するかのごとく描かれた現実世界がそれにあたるのです。
そんなアニメキャラが現れた現実世界であるディズニーランドがないニューヨーク自体を、「永遠の愛が存在しない国」と揶揄し、その愛のない国において、アニメの世界の可愛い動物たちを、妙にリアルなゴキブリやドブネズミと、夢もへったくれも感じさせないものとして描き、ジゼル(エイミー・アダムス)や王子様(ジェームズ・マースデン)なんていうアニメの中では向かうところ敵なしの正統派を、まんま頭のネジが緩いように描くのです。その中でジゼルに至っては、シワも産毛もないアニメの世界のものとは打って変わって、30過ぎのエイミー・アダムスに大変身させ、ドレスは森の中では汚れなかったのに、NYでは歩けば歩く程(染まるほど)汚れていくなんていう、いくらなんでも“自虐ネタ”過ぎではと思ってしまうぐらいの演出には、観ている大人さえも苦笑いしてしまうブラックジョークとなっていました。
そんな自虐的に演出するのですが、ストーリーは、30過ぎの姫一歩手前のジゼルの影響で“愛や夢”なんていうお伽の世界の専売特許を受け入れ始める現実主義者弁護士と、弁護士の影響で夢と愛だけではダメなのだと現実を受け入れ始めるジゼルを対照的に描き、その過程に黒人夫婦の離婚問題の和解劇をステレオタイプとして用いることで、どちらの考えも否定しないというディズニーらしさはきちんと残すあたり、ディズニーの本質は変わらないのだと実感させられます。
まあラストの舞踏会シーンに至る過程で、ジゼルを容姿や言動を徐々に変化させていくことによって、アニメの世界へ帰らないよという流れにさせていき、結局のところ定例道理のご都合主義的な“めでたしめでたし”ラストだったのは少し予想通りで、もったいない気もしましたが・・・。
そんな訳で、温故知新という言葉のように、ディズニーが過去の栄光から、日々新しいものを創っていく過程において、このように自らを客観視してパロディっているという行為そのものは、十分称賛できる進歩であると同時に、絶対的な力だからできる芸当でもあると侃々諤々と意見をたたかわしてみました。
■ここまで読んでくれた方ありがとう!クリックしてランキングに協力お願いします!!
↓
人気blogランキング
原題 Enchanted
製作年度 2007年
製作国 アメリカ
上映時間 108分
監督 ケヴィン・リマ
製作 バリー・ソネンフェルド、バリー・ジョセフソン
製作総指揮 クリス・チェイス、サニル・パ-カシュ、エズラ・スワードロウ
脚本 ビル・ケリー
撮影 ドン・バージェス、プロダクションデ
編集 スティーヴン・A・ロッター、グレゴリー・パーラー
音楽 アラン・メンケン
出演 エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、スーザン・サランドン、ジェームズ・マースデン、レイチェル・カヴィ、ティモシー・スポール、イディナ・メンゼル、サマンサ・アイヴァース
TrackBackURL
→ http://dai4.blog44.fc2.com/tb.php/383-92c39d89
→ http://dai4.blog44.fc2.com/tb.php/383-92c39d89
魔法にかけられて(2007 アメリカ)
原題 ENCHANTED
監督 ケヴィン・リマ
脚本 ビル・ケリー
撮影 ドン・バージェス
音楽 アラン・メンケン
出
映画のメモ帳+α 2008.03.16 Sun 01:32
監督:ケヴィン・リマ
CAST:エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、ジェームズ・マースデン 他
アニメのおとぎ話の世界に...
Sweet*Days** 2008.03.16 Sun 06:25
JUGEMテーマ:映画
2008年3月14日 公開
ここはどこ? ワタシは誰?
率直な感想としては、まぁ〜こんなものかなぁ。
ディズニーが"セルフパロディ"と言えば聞こえは良いけど・・・。
これ、完全に自虐ネタっすよねぇ。
セルアニメ部門はす
UkiUkiれいんぼーデイ 2008.03.16 Sun 08:25
本日はメンズデーだったので「魔法にかけられて」を鑑賞してきましたディズニー・アニメと実写を融合させたラブ・ファンタジー!おとぎの世界から現実世界へと迷い込んだプリンセスが、子持ち弁護士と恋に落ちる。現代ニューヨークの街で浮きまくる主人公の暴走ぶりを、お...
日々“是”精進! 2008.03.16 Sun 08:32
ケヴィン・リマ監督、エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー。アニメ+御伽噺+コスプレ+リアルコメディ+ミュージカル。これまでリアル画像にアニメ画像が入り込むのは見たことあるけれど、リアルとアニメが境界を設定して異次元交流するのは初めて見た。
佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン 2008.03.16 Sun 08:49
ぶっかけパラダイス
公式サイト
アニメ世界のお姫様が、実写の現実世界へ迷い込んで起こる騒動が、おとぎ話アニメーションの本家であるディズニー自身の製作により、セルフパロディ的に描かれる、実写アニメ混合映画。
フィクション世界の住人が現実世界へ現われて...
(´-`).。oO(蚊取り線香は蚊を取らないよ) 2008.03.16 Sun 11:22
御伽の国に暮らすプリンセスが、現代のニューヨークに送り込まれてしまうディズニーのファンタジー映画です。
水曜日のシネマ日記 2008.03.16 Sun 16:23
【ENCHANTED】2008/03/14年公開(03/09先行にて鑑賞)製作国:アメリカ
監督:ケヴィン・リマ出演:エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、スーザン・サランドン、ジェームズ・マースデン、レイチェル・カヴィナレーション:ジュリー・アンドリュース
プリンセス...
映画鑑賞★日記・・・ 2008.03.16 Sun 17:42
「魔法にかけられて」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、ジェームズ・マースデン、スーザン・サランドン、他 *監督:ケヴィン・リマ 感想・評価・批評 等、レビューを含む記事・ブログからのトラ...
映画レビュー トラックバックセンター 2008.03.17 Mon 07:50
予告を観ただけで大笑い スッゴク楽しみにしていた映画を字幕版で鑑賞―【story】おとぎの国≪アンダレーシア≫で暮らす心優しいジゼル(エイミー・アダムス)は、夢にまで見た王子様との結婚式の当日に、意地悪な魔女に騙されて魔法をかけられてしまい、世にも恐ろしい
★YUKAの気ままな有閑日記★ 2008.03.17 Mon 17:39
皆様、一週間(?)のご無沙汰でした{/ase/}
今週は割と仕事が忙しくて、普段は内勤の私が三度も外出。
そのうち、一昨日と昨日は自分で社用車を運転して福岡営業所まで出張。そちらで仕事をしてきました(普段は北九州市でお仕事)。慣れない運転&慣れない場所での仕事
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画 2008.09.15 Mon 15:18
『それは、ディズニー史上最も”アリエナイ”魔法。』
コチラの「魔法にかけられて」は、ディスニー映画のお約束をセルフ・パロディしちゃった3/14公開のファンタジー・コメディーなのですが、早速観てきちゃいましたぁ〜♪
とは言っても、「ライラの冒険 黄金の
☆彡映画鑑賞日記☆彡 2008.11.02 Sun 21:10
あらすじアニメーションで描かれる、美しいおとぎの世界。ジゼルは、そこで動物たちと一緒に暮らしていた。そしてある日、王子様と運命の出会いを果たし、結婚することに。だが、王子の継母ナリッサ女王は自分の王座を奪われることを恐れ「永遠の幸せなどカケラもない所に...
虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ 2008.12.04 Thu 23:10
この映画、ビデオ屋に行くと
よく貸出中になってるんですよね。
気になったので見てみました。
アンダレーシアで動物たちと暮らすプリンセス・ジゼルは、
運命の人との結婚を夢見ていた。
ある日、怪物に襲われたジゼルはエドワード王子に助けられ、
完璧なデュエ...
映画、言いたい放題! 2009.02.27 Fri 00:29
| Home |





面白かったぁ。ジゼルの心の優しさがしみじみ伝わってきて、イタイけど、それが面白いエドワードの心の優しさも伝わってきて、、。そして現実主義者、パトリック・デンプシーとの恋。圧巻です。めっちゃ感動的。
でも、あのスーザン・サランドンが悪役を演じていたのには、びっくり。もしかして、もしかして!と思っていたら、やっぱり本人!よくぞやってくれました?w
ハッピーエンドが分かっている、というのもいいですね^^