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クラッシュ


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Have you done these?

Crash

【Story】
クリスマス間近のロサンゼルス。アフリカ系のグラハム・ウォーターズ刑事(ドン・チードル)とプエルトリコ系のリア刑事(ジェニファー・エスポジート)が乗った乗用車が、韓国系のキム・リー(アレクシス・リー)の乗用車と接触事故を起こしてしまう…。

評価★★★☆☆(3.0P)

【感想】
本作は犯罪が多発する都会であるロサンゼルスの雰囲気を実にリアルに描いて上手いです。そして誰しも、言い換えれば普通の人だって犯罪者にでもなれるし、善人にでもなれることを示唆しておりそれを巧みな演出技術で描いています。

【以降ネタバレあり】


内容について詳しく言及していくに当たり、どの登場人物も『悪』と『善』の心の双方を持っているということが目に付き、それが極端に出ているのはマット・ディロン演じる完全差別主義者の白人刑事ライアンのエピソードではないでしょうか。

彼はTVディレクターのキャメロン(黒人)とその妻であるクリスティン(黒人)が運転中に車内で卑猥な行為をしているのを見つけた時、車を強制的に停め、妻に対して注意と称し、警察官には有るまじき見るに耐えない性的な虐待行為をしてクリスティンの心に傷を負わせます。

しかし、次にクリスティンが事故を起こし生死の状態にあるときに彼は前の猥褻行為を行った時とは一変して、人命を助けるという警察官としての職務に対して自分の命すら顧みず体を張って全うする。というように全くの別人のように描かれています。

一方、若い白人巡査であるハンセンがこの物語では唯一といっていいほど、途中までは『人種差別』という点では平等に描かれていたのだがその彼でさえ自分のミスで発砲してしまい黒人を殺してしまうシーンがあります。

このシーンまで唯一平等主義を貫いていた彼でさえ差別や偏見を持することが分かる。彼が本当に黒人を一人の人間として見ていたのなら、あの状況で発砲まではしなかったのではないだろうか?

そのような点で彼自身の根底にも“差別の心”というものが存在し、ただただ、彼はそれを認めまいとして生きていただけの人間でしかないのかもしれません。

日本にいるとなかなか感じることが出来ないが、この世の中は『差別』と『偏見』で満ち溢れている不寛容な世界です。

外国の人に対して“外人”と言ってしまったことは?黒人を見たら少なからず“怖い”と感じたことは?他人と関わる時に自分と容姿、能力等を比較してしまったことは?女性に対して女の子なんだからもう少し・・・したらみたいなことを言ったことは?

これらのような経験をしたことはないだろうか?

誰しもが少なからずあるでしょう。本作はクリスマス間近のロサンゼルスで起きた交通事故の“crash”をきっかけに様々な人種、階層、職業の“crash”つまり『差別』なり『偏見』が生じることで、全く差別や偏見を持たない人間はいないという抜本的なことを提示しているように感じました。

最後の雪のなかなか降らないはずのロサンゼルスでの雪のシーンは視覚的にハリウッド映画っぽいHappy endを演出しているのと同時に『ロサンゼルスに降る雪』というのが「こんなところでも雪は降るんだよ」即ち

差別は必ず生じるんだよ

みたいなことを間接的に問いかけているように感じました(深読みしすぎか?)。


*唯一、この胸糞悪い映画で感動できた『透明マント』のエピソード。これが途中になかったら、かなりきつい仕上がりになっていたと思う。アカデミー賞作品としては・・・。

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原題 Crash
製作年度 2004年
製作国 アメリカ
上映時間 112分
監督 ポール・ハギス
製作総指揮 アンドリュー・ライマー 、トム・ヌナン 、ジャン・コルベリン 、マリーナ・グラシック
脚本 ポール・ハギス 、ボビー・モレスコ
音楽 マーク・アイシャム
出演 サンドラ・ブロック、ドン・チードル、マット・ディロン、ジェニファー・エスポジート、ウィリアム・フィクトナー
テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

Trackbacks

 『人はぶつかりあう。人は人を傷つける。怒り、哀しみ、憎しみ、孤独。それでも、人は、人を愛していく。』  2/11に公開されて現在も全国で順次公開されていっているコチラの映画。もうすぐ発表のアカデミー賞でも主要6部門にノミネートされている話題作ですね。  

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