Memoirs_of_dai

the movie's blog of the people,by the people,for the people…

 

スポンサーサイト


Category: スポンサー広告   Tags: ---
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



僕のピアノコンチェルト


Category: 映画 は行   Tags: ---
One's true nature

VITUS

【Story】
高いIQを持つヴィトス(ファブリツィオ・ボルサニ)の両親は、6歳の息子を偉大なピアニストに育てようと、幼稚園ではなく音楽学校に通わせる。そんな彼の唯一の理解者は、田舎で家具工房を営む祖父(ブルーノ・ガンツ)だけだった。12歳になった彼は飛び級をして高校生になるが、スーツを着て学校に通う生意気な学生になり…。

評価 ★★★★☆(4.0P)

【感想】
株はそんなに儲かるのか?Ranking

~以降ややネタばれあり~


一昨年あたりから、日本でも『のだめカンタービレ』のおかげで、クラシックブームなるものが起きています。私の知っている人も、そのブームに感化され、勘違いしてバイオリンを習いだすという奇行をしだし、周りをあっと驚かせてくれていました。まあそんな人もいるぐらいなので映画やTVでも、クラッシック音楽を含めた音楽に纏わる天才を描いた作品が数多、世に出ました。

その手の音楽作品の基本形といえば、“天才が苦悩しまくりながらも成功していく”というもので、どの作品も楽器が変わっただけの代り映えない作品でした。まあ本作も基本形はその形なんですが、本作の主役ヴィトス(ファブリツィオ・ボルサニ)少年はピアノの他、高IQを持っているが故にすべての行動において天才なんです。勉強は勿論、株取引をさせたら大金を得る、さらには飛行機操縦までお手の物・・・まあ飛行機まで来ると少し映画ならではの脚色という名のご都合主義感が否めませんが、まあ天才であることは事実です。

さて天才ヴィトスくん、天才ならではの苦悩をし続けるのです。幼少から親の期待が過度になってしまい、学校は飛び級、ピアノは凄い先生に習わされ、恋心を抱いていた子守はお酒を一緒に少し飲んだだけで辞めさせられてしまう・・・そんなことをさせられ続ければ、子供なので親に対してや周りに対してのフラストレーションが増幅し、“普通の人になりたい”という、凡人の私なんかには全く分からない願望を抱き続けるのです。そのフラストレーションがマックスになった時に彼は一世一代の大嘘をつくのでした。この狂言がこの物語のポイントともなってくるのですが、天才というファクターを考慮した天才ならではの狂言なんです。まあでも、12歳でこんな嘘をつかなければ、普通の子供になれなかったということを考えると一般人の私なんかが観ても、天才という生き物の苦悩さは感じることができましたね。それにこの大嘘のさなかでも、ピアノだけは弾いてしまうという、そこはかとない感覚からは物悲しさや哀愁を感じることができました。

そんなそこはかとなく感じられたヴィトスくんの悲壮感だけを描いたのでは、観ているこちらへはあまり、物悲しさは伝わってこなかったと思います。この物語を凡人の私のような人間へ、現実身を帯びさせて伝えてくれる役割を果たしていたのが、ヴィトスくんのお爺さん(ブルーノ・ガンツ)なのです。彼はヴィトスくんを天才として扱うことなく、一人の孫として、一人の友達として、唯一ずっと接してくれました。そんな優しいお爺さんなので、ヴィトスくんの大嘘にも、私はあえて付き合っていたように感じました。「周りは天才として接するけれど、お爺さんは友達として接してくれる」、これがヴィトスくんにとって大事なことだったんですね。

天才も1人の人間なんだという側面から描くことで、彼らの苦悩も、私達の苦悩も極論は「自分の本質を見てほしい」という精通するところがあるのだなと感じることができました。まあそんな感じで、多少映画っぽい演出が過度な点もありましたが、十分心温まる映画に仕上がっていたと思います。

■ここまで読んでくれた方ありがとう!クリックしてランキングに協力お願いします!!
      ↓
人気blogランキング

原題 VITUS
製作年度 2006年
製作国 スイス
上映時間 121分
監督 フレディ・M・ムーラー
製作 クリスティアン・ダヴィ、クリストフ・ネーラッハー、フレディ・M・ムーラー
脚本 ペーター・ルイジ、フレディ・M・ムーラー、ルカス・B・スッター
音楽 マリオ・ベレッタ
出演 テオ・ゲオルギュー、ブルーノ・ガンツ、ジュリカ・ジェンキンス、ウルス・ユッカー、ファブリツィオ・ボルサニ、エレニ・ハウプト、タマラ・スカルペリーニ、ノルベルト・シュヴィーンテック、ダニエル・ロール、ハイディ・フォルスター、クリスティーナ・リコーヴァ
テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

Trackbacks

スウィーニートッド 結末... 減点です。やはり、ジョニー・デップはティム・バートンとのコラボが最高!その意味でも新作「スウィーニー・トッド」に期待してます。 スウィーニートッドってどんなお話ですか?? スウィーニートッドってどんなお話ですか ...(続きを読む) ...
 2006年/スイス  監督/フレディ・M・ムーラー  出演/テオ・ゲオルギュー      ブルーノ・ガンツ  高いIQを持つヴィトスは天才児。彼の両親は息子を一流のピアニストに育てようと環境を整える。しかし、それは彼にとって苦痛でしかなかった。彼は唯一の
モーツァルトのようにピアノを弾き、アインシュタインのように数学の才能をもって生まれてきたヴィトス。頭脳は天才でも心は12歳の少年のまま。 そんな彼が自分自身でいられるのは、大好きなおじいさんと一緒にすごす時間だけ。優しさに満ちたおじいさんの言葉が、少年...

Comments

Leave a Comment


06 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

05

07


 
Advertisement
 
Electric Bulletin Board
 
Blog Ranking
映画情報や無料映画満載!!
軽くポチッと!.
 
Search for this blog
 
 
 
 
Article's Rankings
ブログパーツ
 
Monthly Archives
 
 
Mail Form
 
Link

 
Advertisement

 
 
QR Code
QR
 
 

Archive RSS Login

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。