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アメリカン・ギャングスター


Category: 映画 あ行   Tags: ---
Evil Isn't Justice, Is It ?

American_Gangster

【Story】
1970年代の初頭のニューヨークで、ハーレムを牛耳っているギャングのボスの運転手をしていたフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)は、ボスの亡き後、東南アジアの麻薬を密輸する計画を決行する…。

評価 ★★★☆☆(3.6P)

【感想】
蟹江敬三がでているような。Ranking

~以降ややネタばれあり~


本作は、先日発表されたゴールデン・グローブ賞でもノミネートされていた作品であるように、批評家と呼ばれる人たちには大いに喜ばれる作品なんでしょうが、私のような一般人にはどうも苦手な作品でした。
American_Gangster

日本人にとってギャングと言えば、池袋とか渋谷あたりにいたカラーギャングを思い出しますが、アメリカのギャングはそんな生半可な奴らではありません。凶悪犯罪や麻薬売買なんていうものに手を染め、そこで手に入れたお金で私腹を肥やす奴らです。そんなギャングのせいでアメリカでは、1980年代から大きな社会問題となっていたらしいです。確かに私がロスに9・11以前に行った時も、ギャングらしい人たちが平気でナイフを振り回している風景を見たことがありますし、そんな風景を見て裏には「きっと麻薬が絡んでいるんだろうな」なんてことを推察した覚えがあります。少し話がズレましたが、社会問題になるくらい私なんかでも容易に想像できるように、日本の麻薬にはヤ○ザが絡んでいるのと同様、アメリカの麻薬にはギャングが絡んでいるんです。そんな麻薬による社会問題が氾濫していた時代に、その麻薬を使ってある意味アメリカン・ドリームを成し遂げたフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)という男の伝説を本作では描いています。
American_Gangster

先ほどロスの話をしましたが、キャバクラと言えば新宿、政治と言えば永田町というように、アメリカで麻薬と言えばやはり、NYのハーレムという先入観をどうしても持ってしまいます。そんな先入観通り、フランクは1960年代後半から1970年代前半にかけてハーレム地区で麻薬のディーラー、ギャングのトップとして君臨していたのです。彼を一躍トップと成し遂げたのが麻薬の密輸業なんです。彼は中間業者を介せず、アジアで直接ヘロインを買い付け、ベトナム経由でアメリカまで密輸するという独自のルートを生み出し、純度100%のブルーマジックと呼ばれる人気のヘロインをアメリカで1日100万ドルを売りさばくという偉業を成し遂げ麻薬王へと上り詰めました。ただそんな麻薬王ですが、トップになるためには独自の密輸ルートだけではなく、それ相応のことをしてきたんですね。債務の返済ができないなどの約束を守らぬ者に対しては容赦なく街中で射殺するし、警察とも当然のごとく繋がっているのです。
American_Gangster

さてそんな麻薬王ことフランクと対峙する役として登場するのが、ラッセル・クロウ演じるリッチー・ロバーツです。フランクを黒とすればまさに白であるリッチーは、警察とギャングの癒着が横行する中、孤立しながらも決して悪には屈しない誠実な精神を持ち、悪に染まった刑事トルーポ(ジョシュ・ブローリン)の妨害を受けながらも、職務を全うしているのです。
American_Gangster

この2人は勿論、警察とギャングなので立場上、勧善懲悪に描くのですが、それ以外の相違の対比というのがこの物語の面白みなんだと思います。例えば妻一つ見ても、ギャングのフランクは、クラブで見つけた女性を妻として、愛を注ぎますが、警官のリッチーの方は妻と離婚調停中なのです。その他にも、自分の親類に対しても落ち度があれば決して甘えは許さないフランクの一方、リッチーはというと麻薬捜査版の仲間に対して信頼を置いているんです。このような勧善懲悪な2人の対比の面白みを見せつつも、決してラストまでこの2人を対峙させないというスタイルをとった見せ方は、人間の心理を表す上で非常に見事でした。
American_Gangster

まあそんな見事な演出はありましたが、何せ上映時間が長いことこの上ないです。下手をすれば2本分映画を観ることができる上映時間なので、集中力を継続させるには一苦労です。せめてもう少し、エンターテインメント作品のような演出を加え、単調に進む伝記物語に“観やすさ”という工夫を加えてほしかったものです。折角の2大オスカー俳優の存在感も、このような凡庸な作品の長時間垂れ流しでは、徐々に減少していってしまうことは当たり前のことです。丁寧に作っているということは確かに認めますが、このような自己満足的な批評家受けする作品は少し、娯楽という範疇で考えるとどうなのかと私は思いました。
そして最後に個人的には、麻薬王なんていう完全なる悪をヒーローのように綺麗に描き過ぎているところに対して、少し腑に落ちなかったのも事実です・・・。

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原題 AMERICAN GANGSTER
製作年度 2007年
製作国 アメリカ
上映時間 157分
監督 リドリー・スコット
製作 ブライアン・グレイザー、リドリー・スコット
製作総指揮 スティーヴン・ザイリアン、マイケル・コスティガン、ブランコ・ラスティグ、ニコラス・ピレッジ、ジム・ウィテカー
脚本 スティーヴン・ザイリアン
編集 ピエトロ・スカリア
音楽 マルク・ストライテンフェルト 
出演 デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ、キウェテル・イジョフォー、キューバ・グッディング・Jr、ジョシュ・ブローリン、テッド・レヴィン、アーマンド・アサンテ、ジョン・オーティス、ジョン・ホークス、カーラ・グギーノ、RZA、 ルビー・ディー、コモン、ライマリ・ナダル、ロジャー・グーンヴァー・スミス、マルコム・グッドウィン、ユル・ヴァスケス、リッチー・コスター、ワーナー・ミラー、アルバート・ジョーンズ、J・カイル・マンゼイ、ティップ・ハリス、ジョン・ポリト、ケイディー・ストリックランド、ロジャー・バート、リック・ヤン
テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

Trackbacks

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けもの道を行く実在の男たちの、容赦なき闘いの人生!

Comments

こんばんは。
TBありがとうございます。
上映時間が長いきらいはありましたが、
一流の演出と一流の演技で、力の入った映画で
あることはたしかでしたね。
 

ジョーさんへ

コメント有り難うございます☆
一流が一流の俳優を使い一流のものを作った作品でした。良作であることは確かなんですが、私は少し苦手でした・・・(汗)
 

daiさん☆

こんばんは♪

ちょっとハマる部分がない映画でした~、
期待しすぎちゃったのかなー。。。。
アカデミー賞ノミネートからは漏れましたね。
長いなりにもっと惹き付けられるものが欲しかったです。
 

migさんこんにちは♪

確かにハマる部分がない映画でしたね・・・。
もう少し、エンターテインメント性を増してくれた方が、上映時間が長いんだから楽しめると思うんのですが。
 
僕的には大満足でした
こんにちは、
僕は、観る前は上映時間がとても心配だったのですが、実際に観ると、あっという間でした。
デンゼル・ワシントンの魅力を再確認させられました。
この後に出た、「The Great Debaters」もとてもよかったですよ。
 

かめさんへ

こんにちは☆
デンぜルの魅力は十分発揮されていたと思いますので、「The Great Debaters」は機会があったら観てみたいと思います。
 

daiさんこんばんわ♪

蟹江敬三wもしかして悪徳刑事のトルーポの事でしょうか?(^▽^;)蟹江にチョビヒゲ付ければ丁度あのムカつく面構えに似通ってくるかも?(笑)
でも汚職に手を染めた刑事が殆ど御用になったのに、トルーポだけ自殺というのがなんか気に入らないのです。さんざんお金やら麻薬を着服しといて、ヤバくなったら命を絶つというのが『勝ち逃げ』みたいに見えてしまって・・・。

蟹江トルーポもしっかり法の裁きを受けて、干されてもらいたかったです。
 

メビウスさんへ

コメントありがとうございました★
蟹江に似てないですかね??そんな彼一人だけ、法の裁きを受けなかったのは私も少し肩透かしをくらいました。実話を元にしているので仕方がないでしょうが・・・。
 
警察の腐敗がすさまじい
この60年代のアメリカではこういう汚職警官がゴロゴロいたのが印象に残ってました。 こんな警察では市民が 何を信じていいかわからなくなりますよ~


アメリカ社会の闇が根深かったか(おそらく今も根深いはずです) 知るきっかけになった作品です。
 

zebraさんへ

警察に対しての描写が興味深いですね。
現代でもそれ相応な感じがしますが、
当時はもっとだったんでしょうね。
こういう映画は色々知識が増えます。
 

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