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キトキト!


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押し売り

キトキト!

【Story】
富山県の高岡市で暮らす優介(石田卓也)の母(大竹しのぶ)は、近所でも“スーパー智子ちゃん”と評判の肝っ玉母さんだ。女手一つで立派に優介と姉の美咲(平山あや)を育てあげたものの、姉は数年前に駆け落ちして音信不通。優介も高校を中退し、親友の眞人(尾上寛之)と東京に出て偶然目にしたホストクラブで働き始める…。

評価 ★★☆☆☆(2.6P)

【感想】
「キトキト」とは富山弁で“生きがいい”という意味らしいです。Ranking

~以降ややネタばれあり~


26歳の娘が包丁で親を刺すといったことが日々起こっている世の中ではありますが、ある程度幸せに家族と暮らしたことのある人間なら大なり小なり親子愛を持っているでしょう。近年ではリリー・フランキーの『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』のヒットでも証明されたとおり、案外人間というものは恋愛で心温まるよりも、親子愛の方で心温まる方を好む傾向があります。しかし、それを知ってか知らずか、分ってか分かってなくやっているのか私には皆目見当つきませんが、最近はこういう“親子愛”というものを描いた映画が良い意味でも悪い意味でも氾濫しています。良い意味での氾濫ならいいのですが、ただ親子愛を謳っておけばヒットするだろうという製作側の安易な考えからくる悪い意味での氾濫は至極癇に障るのです。

さて本作『キトキト!』もテーマは親子愛です。安易に親子愛をテーマにしただけの作品ではないことは辛うじて分かるのですが、残念なのは全体的に詰めが甘いまま世に出てしまった作品なんです。

その結果は人物の描き方の粗さが招いたものだと私は感じました。この手のものは、ストーリーはもとより、人物に深みがなければいけません。これの欠如はイコール、感情移入の欠如、イコール肩透かし作品になってしまうのです。比較になりますが親子愛を描いた作品の『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』ではオカンは豪快でありながらも魅力的でしたし、少し親子愛と似たもので『佐賀のがばいばあちゃん』では魅力的ながばいばあちゃんが描かれていました。このように魅力的なキャラクターがあることで、観ている人をグイグイ引っ張っていって感動を誘ってくれるのです。しかし、本作ではこのキーパーソンになるはずの人物である、大竹しのぶ演じる母親の描き方がどうしょうもなく粗いため、感情移入が出来ず消化不良を生じさせてしまったのです。

母の手一つで子供達を育ててきたパワフルながらも、子供に対してはとてつもない愛情を注ぐ女性。子供のためなら、消火器を学校の先生に吹きかけたりもする。この過剰なまでの愛情をもひっくるめて彼女なんです。しかし、どうもこの描き方が中途半端、詰めが甘いんですね。

極論を言えばそれは彼女の性格を裏付ける決定的なものがないからなんでしょう。この裏付けが描かれていないため、娘、息子を含めた彼女にかかわる人物までもが安く、上辺だけのように見えてしまうのです。さらに言えばストーリー的にも、母親と息子の関係を主として描いているのに途中で取って付けたように、娘と母親の関係を付随したことで母親と息子の愛情がどうも薄まってしまったようで冷めてしまいました。そんな冷めた状態で、終盤で無理矢理、母親の死なんていうのを持ってこられても「お前ら泣けよ!」という癇に障るものしか感じられなかったです。

このように主人公である母親の描き方が甘いせいかどうも感情移入できず、全体的に勿体ない作品になっていました。亡くなって大切なものに気がつくというベタな展開はいいとしても、無理矢理な感動の押し売りは迷惑極まりないです。

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製作年度 2007年
製作国 日本
上映時間 109分
監督 吉田康弘
製作 李鳳宇、河合洋
脚本: 吉田康弘
音楽 増本直樹
出演 石田卓也、平山あや、尾上寛之、伊藤歩、鈴木蘭々、木下ほうか、春海四方、光石研、井川比佐志、大竹しのぶ
テーマ : 邦画    ジャンル : 映画

Trackbacks

富山県高岡市。ここに暮らす青年・優介の最大の悩みは、近所から「スーパー智子ちゃん」と呼ばれている肝っ玉母ちゃん・智子の存在だった。彼女から独立する事を決意した優介は、東京に上京してホストを始める。 「キトキト」とは、富山弁で「生きが良い」と言う意味。実...
映画館にて「キトキト!」 『ゲロッパ!』や『パッチギ!』で助監督を務めてきた吉田康弘監督が初めてメガホンをとった型破りな母子の物語。 高岡市で暮らす優介(石田卓也)の母(大竹しのぶ)は、近所でも“スーパー智子ちゃん”と評判の肝っ玉母さん。優介は東京に
オフィシャルサイト 2006 日本 監督:吉田康弘 出演:石田卓也/平山あや/大竹しのぶ/尾上寛之 ストーリー:富山県高岡市。“スーパー智子ちゃん”は、女手ひとつで子供を育てあげてきた評判の肝っ玉母ちゃん。しかし娘の美咲は駆け落ちしたまま音信不通。息子・優介
京都シネマにて鑑賞。実は4月27日に鑑賞していましたが、すっかり忘れていた作品です。キトキトって?富山弁で生きがいい人って意味だそうです。型破りなな母をはじめてとするキトキトな人々の姿にあらためて、家族のすばらしさを思い出し、幸せな気持ちになれる作品の...

Comments


前略 こんにちは、どうもはじめまして。
いつも楽しく拝見させていただいている青山と
申します。このたびの突然のコメント投稿を
どうかお許しください。

このたび私たちは「rankro(ランクロ)映画」という
映画のランキング・サイトをオープンさせていただき
まして、ぜひご覧になっていただきたくコメントを
入れさせていただきました。

このサイト「www.rankro.com(ランクロ)」は、
映画ファンの方のレビューと評価から生まれる映画の
ランキング・サイトであり、さらに、レビューを投稿
したり、そのレビューが他のユーザーの皆さまから
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今後もさらに“映画ファンによる映画ファンのため”の
ナンバー1ランキング・サイトを目指してゆきますの
で、是非ともこの機会にご覧になっていただけますよう
重ねてお願い申し上げます。      草 々
 

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