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ベオウルフ


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The uncanny valley

Beowulf

【Story】
伝説的な英雄たちの時代。気高き最高の戦士ベオウルフ(レイ・ウィンストン)は、町を襲う忌まわしき“悪魔”、グレンデル(クリスピン・グローバー)を撃退。そのため、冷酷で魅惑的なグレンデルの母親(アンジェリーナ・ジョリー)の怒りを買い、壮絶な戦いを繰り広げることになる…。

評価 ★★☆☆☆(2.9P)

【感想】
あげまんアンジー。Ranking

~以降ややネタばれあり~


『指輪物語』のジョン・ロナルド・ロウエル・トールキンが愛した英語最古の叙事詩である本作『ベオウルフ』は、カテゴリーとしてはファンタジーに入る映画です。それ故に作中では、現実には決して存在しないもの、例えばドラゴン、尻尾を持つ女などが数多でてきます。この非現実的な生き物を表現することは、一昔前までは非常に困難でしたが、昨今ではCG技術の進歩に伴い、ピンからキリまでありますが、まあ割とクオリティの高いものが世に出てきます。クオリティは高いのですが、一見して今までのファンタジー映画ではどんなに超大作でも、CGによって生み出された産物と、生身の人間の温度差というものを完全に消し去るということはできなかったのです。そんな現状で180℃視点を変えたものが、本作のようにモーション・キャプチャーを用いて全編CGにしてしまえというものです。そんなアイデアを最も古い英文学作品である『ベオウルフ』でやったのだから、このアイデアには及第点です。
Beowulf

しかし、本作のアイデアは及第点だとしても、そのアイデアに付随した、途轍もない違和感という新たな問題が発生してしまっているのです。それは所謂、不気味の谷というやつです。不気味の谷とはCGのクオリティが上がるにしたがって人間は好感を持っていくのですが、ある点から一気にそれが嫌悪感に変わるというロボット工学の概念です。
モーション・キャプチャーで余りにもリアルにCGで描いてあるのに、人間くさい主人公達という現実と非現実のギャップが、この不気味の谷を観ているこちらに怒涛のように降りかけてくるのです。これが鑑賞中ずっと付き纏って、胸糞悪いと言ったらどうしょうもありませんでした。まあこれが監督の信念なんでしょうから仕方がないですが、私のようにはまらない人間にとってはどうしょうもなく不快なんですね。
Beowulf

さてやや胸糞悪い感じで見続けた作品ですが、決して評価すべき点がないのかというとそうでもありません。なんでも原作は全3部の長編ものらしいのですが、そのストーリーを脚本家が面白い解釈をしているというところは非常に興味深かったですね。それは人間の短絡的な心情をものの見事に汲み取ったものなんです。簡単に言えば、「男は綺麗な女に弱い」というもので、アンファース王(アンソニー・ホプキンス)はグレンデルの母(アンジェリーナ・ジョリー)と不倫をし、ベオウルフ(レイ・ウィンストン)もグレンデルの母と情事をしてしまうのです。しかもその綺麗な女性が究極のあげまんで、絶対的な名声をも与えてくれると言えば、どんな男でもふらっといってしまうのが世の運命(さだめ)ですよね。このどんな男もふらつくという考えが不謹慎にも面白く感じました。勿論、ふらついた男に対しての罰(?)もあり、アンファース王はグレンデルという魔物を、ベオウルフにはドラゴンを、グレンデルの母が生んで攻撃を仕掛けてきますが…。
Beowulf

結局のところ、モーション・キャプチャーに対しての根本的な不気味の谷は終始つき纏いますが、単純なストーリー展開は飽きないし、言ってもラストのベオウルフV.S.ドラゴンの迫力は流石と言えるレベルでした。
ただ裸で戦うという意味は今でも疑問なんですけど…。

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原題 BEOWULF
製作年度 2007年
製作国 アメリカ
上映時間 114分
監督 ロバート・ゼメキス
製作 ロバート・ゼメキス、スティーヴ・スターキー、ジャック・ラプケ
製作総指揮 ニール・ゲイマン、ロジャー・エイヴァリー、マーティン・シェイファー
脚本 ニール・ゲイマン、ロジャー・エイヴァリー
音楽 アラン・シルヴェストリ
出演 レイ・ウィンストン、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコヴィッチ、ロビン・ライト・ペン ウィールソー、ブレンダン・グリーソン ウィグラーフ、クリスピン・グローヴァー、アリソン・ローマン ウルスラ、アンジェリーナ・ジョリー
テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

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