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パフューム ある人殺しの物語


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最後の涙

Perfume

【Story】
18世紀のパリ、悪臭のたちこめる魚市場で産み落とされたジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)。驚異的な嗅覚を持つがゆえに、奇怪な青年として周囲に疎まれている彼は、ある晩、芳しい香りの少女に夢中になり、誤って殺してしまう。その後、彼は少女の香りを求めて調香師になり、香水作りに没頭するが…。

評価 ★★★★☆(4.4P)

【感想】
人間には、腐った肉から恋人の香水まで、1万種類もの“におい”を嗅ぎ分ける能力があると考えられています。その能力である“におい”を認識し記憶するメカニズムを解明した2人の米国人科学者、コロンビア大学のリチャード・アクセル博士とシアトルにあるフレッド・ハンチンソン・ガン研究センターのリンダ・B・バック博士は2004年のノーベル医学生理学賞を受賞しました。→Ranking

~以降ネタバレあり~



ノーベル賞選考に当たって、ノーベル医学生理学賞選考委員会も言ったように、人間の感覚というのは「最も謎に包まれたもの」です。
Perfume_1

その謎に包まれている感覚の一つである“臭覚”を題材とした本作は世界45か国で発売され、1500万部の売上げを記録したパトリック・ジュースキントのベストセラー小説を映画化したもので、究極の香りを手にするために、美しい女性を殺める恐怖の連続殺人鬼と化していく男の物語です。
Perfume_2

私は映画を作るにあたって一番難しい題材は“におい”だと思っています。映画は視覚と聴覚でしか表現できないエンターテイメントなので、その2つの感覚で“におい”という視覚を伝えるのは、「笑っていいとも」にみのもんたが出演する以上に難しい話ですね。
Perfume_3

しかし本作は、すべてのシーンの1コマ1コマを巧く練ることで、“におい”というものを非常に秀穎に表現しています。特に冒頭のいかにもクサイと思える市場のシーンの演出なんかは観ているこっちでも「うぇ~っ」て思えてきましたね。
Perfume_4

ストーリー展開自体、先が読めるものではありますが、きちんと映像や音などを用いて飽きさせないようにメリハリを持たせています。そして本作の主役ベン・ウィショー演じるジャン=バティスト・グルヌイユの追い求めた究極の“におい”である人間のフェロモン。そのフェロモンを用いて完成された究極の香水。その香水で人間たちが狂喜乱舞するクライマックス。正直言って賛否両論あると思いますが非常に素晴らしいと思いました。そのクライマックスの演出で自分の娘の“におい”が入っている香水に最後には負けてしまう父親の使い方なんていうのも非常に良かったですね。
Perfume_5

そしてラストの死刑にならなかったグルヌイユが自分の故郷で究極の香水を自ら掛けて村の人たちにより消滅するラストはクライマックスの酒池肉林シーンより衝撃的でした。彼が死刑にならなかったところで「あらら・・・いいのか?」と思いましたが、消滅シーンで彼が流した涙ですべてチャラになり、そのが無言に彼の存在というものを物語っているあたり綺麗に巧く纏めてあると感じました。

久々に素晴らしい映画に出会いましたね。一見の価値ありです!!!


■ここまで読んでくれた方ありがとう!究極のにおいを嗅ぎたい方はクリックを!!
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原題 Perfume: The Story of a Murderer
製作年度 2006年
製作国 ドイツ/フランス/スペイン
上映時間 147分
監督 トム・ティクヴァ
製作総指揮 フリオ・フェルナンデス、アンディ・グロッシュ、サミュエル・ハディダ、マヌエル・マーレ、マーティン・モスコウィック、アンドレアス・シュミット
原作 パトリック・ジュースキント
脚本 トム・ティクヴァ、アンドリュー・バーキン、ベルント・アイヒンガー
音楽 トム・ティクヴァ、ジョニー・クリメック、ラインホルト・ハイル
出演 ベン・ウィショー、ダスティン・ホフマン、アラン・リックマン、レイチェル・ハード=ウッド、アンドレス・エレーラ、サイモン・チャンドラー、デヴィッド・コールダー、カロリーネ・ヘルフルト

       

テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

Trackbacks

評価:80点
わたしの嗅覚、犬並み{/kaminari/}ナンテいつも豪語?してたけど、犬の嗅覚は人間の1億倍!なんだってー。猫は人間の10倍らしいから猫並みにしておこ☆でも鼻が良くてもいいことなんてほとんどない{/kaminari/}(笑)自分のつけた香水が、ほんのりいつまでも香ってたり、
『PERFUME:THESTORYOFAMURDERER』公開:2007/03/03(03/03)製作国:ドイツ/フランス/スペインPG-12監督:トム・ティクヴァ原作:パトリック・ジュースキント    『香水ある人殺しの物語』(文藝春秋刊)出演:ベン・ウィショー、ダスティン・ホフマン、アラン・リック
【監督】トム・ティクヴァ【出演】ベン・ウィショー/ダスティン・ホフマン/アラン・リックマン/レイチェル・ハード=ウッド【公開日】2007/3.3【製作】ドイツ【ストーリー】18世紀のパリ。悪臭立ち込め
 『それは、昨日まで人だったもの。 究極の香りが誘う未曾有の衝撃に、世界はひれ伏す。』  コチラの「パフューム ある人殺しの物語」は、パトリック・ジュースキントの世界的ベストセラー小説の映画化で、3/3公開になったPG-12指定のサスペンス映画なんですが、早速
究極の香りが誘う未曾有の衝撃に,世界はひれ伏す
PERFUME: THE STORY OF A MURDERER 2006年:ドイツ 原作:パトリック・ジュースキント「香水 ある人殺しの物語」 監督:トム・ティクヴァ 出演:ベン・ウィショー、レイチェル・ハード=ウ ...

Comments


daiさん☆

TBコメントありがとうございます。
ほんと、映画らしい映画でした。
原作読んでいると街はもっと悪臭でいっぱいベンウィショーは無臭の男というのが強調されていました。

ラストはちょっと引く感じもあったけど、最後の最後でちょっと悲しくなってしまいました。
 
migさんへ
こんばんは☆

最後の最後は確かに悲しくなりましたね。でもそれを含めて非常にいい映画でした。
 
みのさん出演
daiさんこんばんわ♪

確かに匂いを映像で表現するのは難しいことですし、自分も観るまではどういうものになっているんだろうと半信半疑でもありましたが、観て納得と言いますか、冒頭の魚市場のシーンのように音や映像で巧く表現してましたね。正に『いいとも』にみのさんが出演していましたw

でも最後のシーンでグルヌイユは魚市場の皆さんにカニバリズムされちゃったわけですが、究極の香水に魅了された人達って人を食べちゃった事すら記憶にないんでしょうか・・。そこが何とも恐ろしい・・・
 
メビウスさんへ
TB&コメントありがとうございます♪

最後のカニバリズムのシーンは恐ろしかったですね・・・。究極の香水の恐ろしさをまざまざと見せ付けられました。
 

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