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バベル


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Snowballed

Babel

【Story】
舞台はメキシコ(アメリカ)、モロッコ、日本の3カ所で何の脈絡もなく始まる。ところがモロッコで発射された一発の銃弾が運命の糸となり、まったく関連の無かった人々を結びつけて行く…。

評価 ★★★☆☆(3.5P)

【感想】
さて2007年1本目は『21 g』の監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥと脚本家ギジェルモ・アリアガが再びコンビを組んで作った本作『バベル』からいくことにします。→Ranking

~以降ネタバレあり~


CMや公式HP、プレス資料等でしきりに以下の旧約聖書の引用が使われています。

遠い昔、言葉は一つだった。
神に近づこうと人間たちは天まで届く塔を建てようとした。
神は怒り、言われた。
“言葉を乱し、世界をバラバラにしよう”
やがてその街は、バベルと呼ばれた。  (旧約聖書 創世記11章)

実際本作を観賞してみると、このバベルの塔の話がまさにテーマとなっているのだと感じざるを得ませんでした。言葉を乱し、世界をバラバラにされたバベルの街での出来事のように、“文化の壁”、“言葉の壁”、“実際の国境の壁”といったコミュニケーション不全が引き起こす問題が2時間20分にも及ぶ長編の本作中で描かれています。
Babel_1

そんなコミュニケーション不全が引き起こす問題が描かれている本作の舞台はモロッコ、メキシコ(アメリカ)、東京の3ヶ所です。この3ヶ所(4ヶ所)の出来事のうち私としてはガエル・ガルシア・ベルナルの出ていたメキシコの話は「あっ、見たことある場所だ!」ぐらいにしか感じられず、いまいちピンときませんでした。それに東京の話は菊池凛子が耳の聞こえない女子高生役を演じていましたが、とても良かったということでゴールデン・グローブ賞などの大きな賞にノミネートされ絶賛されていますが、目力と体当たり演技(一矢纏わぬ姿など)が評価されてなのかな?とだけ感じました。
Babel_2

ということで私が一番惹きつけられたのはモロッコでの出来事です。モロッコのある村で羊飼いをする家族が旅行客から一丁のライフルを手に入れます。父親は2人の子供にライフルで羊を襲うジャッカルを撃つように命じますが、なかなか命中しない兄弟は徐々に退屈していきます。そこでふざけ半分で道路を走る車を撃ち始めますが、弟が発砲した弾丸は運悪く乗客のアメリカ人女性スーザン(ケイト・ブランシェット)に命中してしまいます。このことがきっかけとなり、テロではないかということで国家問題に発展していきます。撃たれたスーザンは激痛と出血から瀕死の状態、リチャード(ブラッド・ピット)は撃たれたスーザンを救おうと必死になりますが救助はなかなか来ず、バスの同乗者も目的地に着かないことで苛立ちを覚えます。ここモロッコでのSoftbankのCMのように存在感は健在ですが決して前に出すぎることのないブラッド・ピットの演技が非常に印象的です。しかし、ここでの話で一番の存在感をあらわしているのは羊飼いの兄弟の演技です。人を撃ってしまい、子供ながらにやってはいけないことをしたと実感し窮地に追い詰められていく姿を妙にリアルに演じていました。天邪鬼の私としては、よほど菊池凛子よりこの兄弟(特に弟)の方がいい演技をしていると感じました。
Babel_3

3ヶ国の各々の家族のストーリーが1つに繋がっているという構成自体は、昨年アカデミー賞を取った『Crash』に精通するものがあり、さらに小さな間違いが雪だるま式に大きくなり最終的に国際問題にまで発展する様子や、世界中の思春期の子供の抱える問題、人種差別をからめることが、観ている人ひとりひとりに

人生は綱渡り、小さなことでも大きな問題になる

ということを妙に投げかけてきている印象を得ました。


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原題 Babel
製作年度 2006年
製作国 アメリカ
上映時間142分
監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本 ギジェルモ・アリアガ
音楽 グスターボ・サンタオラヤ
出演 ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、菊地凛子
テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

Trackbacks

ひとつの銃弾が心の扉を開ける。
 『私たちは、いまだ、つながることができずにいる―。 届け、心。』  コチラの「バベル」は、旧約聖書の\"バベルの塔\"をモチーフに、モロッコで放たれた一発の銃弾が世界中に影響を及ぼす様を描いている4/28公開になったPG-12指定のヒューマン・ドラマなのですが、
【原題:BABEL】 監督    ≪ アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ 脚本    ≪ ギジェルモ・アリアガ 製作年度 ≪ 2006 日本公開 ...
菊地凛子?誰よそれ。 一年前はそんな風に思っていたのに、ゴールデングローブ賞やオスカーにもノミネートされ、実体は見えないまま期待は膨らむばかり。 スズキシンジのブログと、劇場予告編以外の予備知識は排除して『バベル』を観てきました。 ★★★★★ これが映画
解説: モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に、ブラッド・ピット、役所広司らが演じるキャラクターが、それぞれの国で、異なる事件か...
【関連記事】 バベル(ブラッド・ピット) 壁紙

Comments

重かった~・・・。
daiさんこんにちは!
すばらしい感想ですね・・・。
読んでいて、何度もうなずいてしまいました。

私も、モロッコの兄弟の出来事が一番心に残っています。
でも、やっぱり菊池凛子の演技が”変に”心に残ってしまってます。
コミュニケーション不全、そのとおりですね・・・。
あぁ重かったです。
 

こまさんへ

こんばんは☆

素晴らしいかは別としてうなずいていただけると嬉しいです★
コミュニケーションはやっぱり大切ですよね。
 

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