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キンキーブーツ


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DIM

Kinky Boots

【Story】
田舎町ノーサンプトンの伝統ある靴工場の跡取り息子チャーリー・プライス(ジョエル・エドガートン)。彼は父親の死で4代目プレイス社の社長として工場を引き継ぐこととなった。しかし、工場の実情は倒産寸前と判明、嫌々ながらも従業員の首切りを開始することに…。

評価 ★★★★☆(4.6P)

【感想】
私は“ゲイ”というものをなかなか理解できませんでしたが、『トランスアメリカ』辺りから考え方を少し改め、本作でのダメ押しで、完全に理解しがたいという偏った考えから方向転換することができました。→もう少しで○位?

【以降ネタバレあり】


本作はイギリスの田舎町にある倒産寸前の靴工場が“ドラッグクイーン御用達”のキンキーブーツ作りで一発逆転の再起を狙うという、嘘のような本当の話をハートフルに描いています。実話に基づくストーリーのため、展開はお決まりパターンで読めるのですが、音楽を使ってミュージカルのように聴覚的にスピード感を出し、“”に焦点を当てたカメラワーク等で視覚的にアップダウンを持たせ単調さを補うことで非常に完成度を高めていました。
Kinky Boots_1
本作『Kinky Boots』 の “kinky”とは “性的に異常な、変態の”という意味があり、Kinky Bootsとは“黒革の女性用ブーツ”いわゆる女王様ブーツのことです。SMクラブなんかに行ったことのある人なら実物を見たことあるんじゃないですかね?エナメルでSEXシンボルだという長い長いピンヒールの底にはメタル、ブーツの内側の上から下に至ってサイドジッパー、ブーツの内側には若干クッション素材が使われているといった感じのやつです(詳しすぎ?)。
そんな黒革のブーツを履くゲイのローラが私のゲイに対する偏見を払拭させてくれました。ローラは幼少から自分がtransgenderであることを隠し、父親の思うがままにボクサーとなったという過去を持っていました。しかし、transgenderであることを偽らずに生きる決意をすると父親に勘当されてしまい、それ以降父親の死に目にすら会えなかったというトラウマがあり、そのことで男女の狭間を彷徨っています。そんな心情のため、ステージに立ち酔っ払いに野次られ、その場ではwitに返すものの舞台の袖(裏)では心を痛めますし、いざ工場でブーツのデザインをすることになれば工場の男性社員・ドンに馬鹿にされトイレにこもるというように、男女の狭間にいるからこその偏見や屈辱があります。男性に生まれながら女性の心を持つ複雑な状況というものに対して私自身、分からない感覚だったし、理解してはいけない領域だと思っており、今まで敬遠していました。しかし、彼、失礼、彼女がそんな偏見や屈辱に負けず、公に自分のことをゲイだと言い生きていく様やそれらを行える屈強な精神力、彼ら独特の感性等にこの映画を通して触れることで考え方を改めることができました。
Kinky Boots_2
さて話が自分のことに飛躍しすぎてしまいましたが最後にこの作品のテーマについて考えたいと思います。登場人物各々が終始自分自身を暗中模索しているように描かれています。
そして、登場人物の形式的なゴールは靴工場の再建(ミラノでの成功)ですが、本当のゴールは各々を見つめなおすというものです。工場をどうしようか悩む靴工場社長・チャーリー・プライス、先ほど書いたように男女の狭間で悩むドラッグクイーンのローラ、チャーリーに思いを寄せるがどうしようもできない秘書のローレン、その他行く先不安な社員達。彼ら(彼女ら)が再建を通して自分自身を見つめなおし、“自分に合った靴” いわゆる自分自身を見つけ歩んでいく様から、本作のテーマとして「自分自身の探索」という事柄を感じました。
Kinky Boots_3

そんな本作『Kinky Boots』の靴工場の人たちのように、そろそろ私自身も自分自身を見つめなおし、何か行動を起こさなければならない(Do it myself)と思う今日この頃です。

*日常の中にあるNicheな産業の大改革の中に成功のKeyが隠されているという点で経営手法として大いに勉強になる話でしたし、非常に良くできた良作です。

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原題 Kinky Boots
製作年度 2005年
製作国 アメリカ/イギリス
上映時間 107分
監督 ジュリアン・ジャロルド
脚本 ジェフ・ディーン、ティム・ファース
音楽 エイドリアン・ジョンストン
出演 ジョエル・エドガートン、、サラ=ジェーン・ポッツ、ジェミマ・ルーパー、リンダ・バセット

       
テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

Trackbacks

 『幸せへと導くブーツ、お作りします。』  コチラの「キンキーブーツ」は、8/26公開の紳士淑女の国イギリスのハートフル・コメディなんですが、やっと観て来ちゃいました。かなり気になってた映画なんですが、やっぱりそんなに派手さや盛り上がりには欠けるもののステ...

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