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県庁の星


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前向きに検討します...

県庁の星

【Story】
K県庁のキャリア公務員・野村聡(織田裕二)は、200億円をかけたプロジェクトを踏み台に躍進を狙っている。プロジェクトに必要な「県と民間の交流」をクリアするため、半年間の研修に借り出された野村は、三流スーパー「満天堂」に派遣されることに。パート従業員の二宮あき(柴咲コウ)が野村の教育係になるが、役所のスキルを押し通そうとする野村は、スーパーの現場に馴染めない。その頃県庁では、野村抜きでプロジェクトが動きはじめてしまう・・・。

評価 ★★★☆☆(3.8P)

【感想】
滋賀県知事の嘉田由紀子が選挙のときに掲げたスローガンは「もったいない」であり、それに基づき、民・官癒着により談合決定されていた東海道新幹線の新駅設置や琵琶湖周辺で建設予定のあった大戸川ダムの建設や大津市に計画されている大型廃棄物焼却施設の建設等の凍結を表明しました。このように行政のあらゆる無駄を見直し、行財政改革に取り組むことは地方行政にとって急務なのですがなかなか…。→もう少しで○位?

【以降ネタバレあり】



滋賀県では“もったいない精神”で今のところ無駄な税金の使用をどうにかStopさせていますが、本作でのK県庁(兵庫or鹿児島or石川or山梨県?)は200億円を掛けての“特別養護老人複合施設建設”を今まさに施行されようとしていました。その建設をめぐって、民間の反対緩和のために県庁のキャリアが「県と民間の交流」に参加します。その交流に参加した中の1人が織田裕二演じる野村聡です。彼は、民間のスーパー「満天堂」に派遣されるのですが、そこで出会った柴咲コウ演じる二宮あきにより、完全マニュアル主義の融通の利かないキャリア志向の公務員から、これぞ織田裕二という“Be full of 正義感”の改革意識を持つ熱い男に変化していきます。織田裕二はこういう“正義感”を持つ役は適役ですし、柴咲コウは少しパートの貧乏っぽさがないですが、あの石になってしまいそうな鋭い眼光で見られた仕舞いにはぐっと画面に惹きつけてくれます。
県庁の星_1

双者とも、存在感はたっぷりでしたのでこの2人の演技だけでも十分お腹いっぱいです・・・というか、2人の演技だけが見所なのです。ストーリーは対立していた県庁さんとスーパーの従業員がいとも簡単に団結していくという、観ている誰しもが分かるお約束パターンですし、ヒネリはなく、ディテールの安易等でいま一つ物足りません。さらに地方の県が抱える談合等の行政問題を題材にしているのにも拘らずuntouchableな問題のためか全体として中途半端なデキです。観ていて飽きはしませんが、
この程度のストーリーなら

2時間ドラマでやってくれて結構

といった感じです。
県庁の星_2

観ていて妙にリアルさがあったのは、県庁を含め官の改革が難しいということ。言われなくとも今の日本を見れば分かることですが、視覚的に見せられると余計に歯がゆく思ってしまいます。特に印象的な台詞としては2つ「法は人の上に人を作る」と「前向きに検討します」というものがありましたが、この2つの台詞の使い方が今の世を皮肉るのに上手く使われていました。
「法が人の上に人を作る」から、官僚どもの天下りや政治家どもの政治献金という賄賂や地方公共事業での談合等が生まれ、一向に格差社会が縮まらないのですし、結局のところ甘い汁を吸うのは上の人間で下の人間は苦い汁を吸うのです。そして、下の人間の苦い汁に対する上への不満は「前向きに検討します」という言葉でスルーされます。この台詞の実際の意味は、「前向きに検討します」の後に「でも実際は検討しませんからね」というものが続きますし、この言葉自体がその場を凌ぐためだけの便益な言葉なのです。それを物語るシーンが終盤にあり、知事は議会では「前向きに検討します」、県知事室ではニュアンス的に同じ台詞でも「でも実際は検討しませんからね」でした。「勝てば官軍、負ければ賊軍」と昔の人はよく言ったもので官軍は勝つのです。勝っている限り改革は難しいのです。
県庁の星_3

といった感じで観ていて飽きはしない映画ですが歯がゆいものを残してくれる映画でもありました。


*スーパーでは二度揚げ、古い材料でのお惣菜作りが行われているの?マジで!!と思いました。もう少し、地方行政の問題を掘り下げてくれると薄っぺらのストーリーが厚みを増したと思う・・・。

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製作年度 2006年
製作国 日本
上映時間 131分
監督 西谷弘
原作 桂望実
脚本 佐藤信介
音楽 松谷卓
出演 織田裕二 、柴咲コウ 、佐々木蔵之介 、和田聰宏 、紺野まひる

   
テーマ : 邦画    ジャンル : 映画

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Comments

苦い!
daiさんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪

あの終盤のシーンは、自分も苦い汁をすすった思いにかられましたね・・・(汗)あの知事にも思い切り期待を裏切られましたしね~。佐々木蔵之助の呆気にとられた顔が今でも忘れられませんw(^^;)
 
メビウスさんコメントありがとうございます。
私もこの映画で1番印象的なシーンは佐々木蔵之助のあの顔です。今でも忘れられません。
 

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