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嫌われ松子の一生


Category: 映画 か行   Tags: ---
A Key Factor of Unhappiness

嫌われ松子の一生

【Story】
昭和22年、福岡県大野島に生まれた川尻松子(中谷美紀)は、お姫さまのような人生を夢みる明るい少女時代を過ごし、やがて中学校の教師となる…。

評価 ★★★☆☆(3.8P)

【感想】
“中学教師→作家の愛人→ソープ嬢→ヒモの女→刑務所→やくざの女→引き篭もり→殺害”と不幸・不幸・不幸……の松子の悲惨な人生は、私の“可哀想な娘をほっとけないセンサー”を鳴らしっぱなしにしてくれ、余りにも鳴らしすぎたおかげで、センサーは軽く麻痺し、一般の不幸な人間では物足りなさを感じるくらいになってしまいました。→もう少しで○位?

【以降ネタバレあり】



本作は悲惨な話を明るいミュージカルを思わせる作品に仕上げることで『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のようになっています。“ように”と言うのは『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を笑止千万、超馬鹿馬鹿しく仕上げることで本作になるので、ある意味ジャンルが違うと言ってもよいのではないでしょうか。まぁ、私にとっては『ダンサー・イン・ザ・ダーク』よりも本作の方が断然響いてきました。
嫌われ松子の一生_1

松子の抜本的な終始一貫とした理念として「一人になりたくない」というものがあります。それが映画の前面に描写されており、ある意味Themeといっても過言ではありません。私の経験上で言わせていただくと、この理念というのはこのタイプの女性に共通するKey Factorであると以前から感じていました。なので、ここを巧く表現した原作の山田宗樹、監督 の中島哲也、主演の中谷美紀の3者には非常に敬意を表したいと思う次第です。
嫌われ松子の一生_2

本作を観ていると、“本作のストーリー”と“視・聴覚に訴えてくるもの”のギャップをとてつもなく感じます。私のセンサーが不幸なお話故に、鳴りっぱなしなのは常時なのですが、視・聴覚的にはミュージッククリップ的な音楽や、モダンでポップな原色使い、コメディー色の強い演出等のおかげで、心情的な頭頂葉では松子の艱難辛苦により辛いと感じるのに、視聴覚的な側・後頭葉では愉楽的に感じてしまい、なんとも言えなく不思議な気分へと誘い、それはあたかも上・下攻撃のボディーブローのように、私を攻撃してくるようで、どんどんリング際へと追い詰められていってしまいました。
嫌われ松子の一生_3

が、しかし・・・

追い詰められただけでK.O.されなかったのは、この物語自体の後半での急激な凋落によるものです。前半から中盤のテンポの良い転落と比較すると、余計に物足りなさを感じてしまいました。ある意味、刑務所に入った時点が松子の不幸のピークだったように思え、その後というものは徐々に描写はしておりませんが、不幸センサーを持っている私としては“幸福のFactor”があるように思えて仕方がありませんでした。
柴咲コウが劇中で「人間の価値って、人に何をしてもらったかじゃなくて、人に何をしたかだよね」と折角、言っているのだから、最後の中学生に殺される時まで幸福の“こ”の字も出さず、完全に不幸のピークを持っていき、死んでからラストに至るまでのシーンで不幸と幸福はニアリーイコールなのだと諭すように巧く描いてほしかったと思いました。その点が少し口惜しかったです。
                  
                                      Written by不幸な娘に弱い男


*中谷美紀の演技は素晴らしいし、愛おしく思う。しかし、2時間Overの作品故の間延びやテンポの悪さ、ラストシーンの中途半端さが勿体なかった。

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製作年度 2006年
製作国 日本
上映時間 130分
監督 中島哲也
原作 山田宗樹
脚本 中島哲也
音楽 ガブリエル・ロベルト、渋谷毅
出演 中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、香川照之、市川実日子
テーマ : 邦画    ジャンル : 映画

Trackbacks

 『不幸って何? 松子。人生を100%生きた女。』  コチラの「嫌われ松子の一生」は、山田宗樹さんの同名小説の映画化で、5/27公開になったPG12指定の映画なんですが、公開3週目にも関わらずかなり混雑していました。あの「下妻物語」の中島哲也監督の最新作ですし

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