Memoirs_of_dai

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ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日


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散りばめられたπ

life_of_pi

【Story】
小説のネタを探していたカナダ人作家(レイフ・スポール)は、パイ・パテル(イルファン・カーン)というインド人男性を訪ね、彼の語る驚愕の冒険話を聞くことになる…。

評価 ★★★★☆(4.0P)

【感想】
πという無理数の如く、映画内でパイが語った2つの物語は永遠にどちらが正かは分からない。ただそんな事を考える余地を与えないほどのπのような限りないと感じる映像美の数々に魅了されるアカデミー賞ノミネート作。

あれだけ煽っているのでこの映画を観る人が一番観たいのは、“トラとの漂流”部分。ただ映画はそこへはなかなかいかず、パイという少年の幼少時代から描かれるのだ。パイという別名の由縁から、宗教観だったり、父親の教えだったりと、πの無限性同様に永遠にも感じる結構な尺を使ってこのくだりを描く。ただこの部分が後々物語に効いてくるから困ったものだ。

そしてそのくだりが終わるとパイ一家はカナダへ移住するため日本の貨物船に乗る。この貨物船の名前は「Tsimtsum(=Tzimtzum)」。ヘブライ語で神が世界を創造するときの「縮小」を意味するらしいが、この後嵐でパイとシマウマ、オラウータン、ハイエナ、トラがノアの箱舟の如く救命ボートで世界の縮小版のように生き延びるという展開を暗示しているところも面白い。

そんなこんなでやっと救命ボートで漂流し始め、トラとパイ以外は早々にフェードアウトして1人と1頭の漂流が始まる。トラとパイの関係を描きつつ、クジラ、イルカ、トビウオなどの動物の迫力シーンから、空と海を鏡面のように描くシーンなど壮大な映像美は見事としか言いようがない魅せ方。これには映像系・音響系でノミネートも納得だ。

ともあれ勿論漂流しながらもパイは生還するのだが、終盤にはこの物語のアナザーストーリーが語られる。即ち非現実的なパイの話を現実的にした話となる。冒頭でも書いたとおり、どちらが正しいか否かなんてものは語られないが、そんなことを考えるのが小さなことに霞んでしまうぐらい少し長さはあるものの壮大にできた素晴らしい作品だった。
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原題 LIFE OF PI
製作年度 2012年
製作国 アメリカ
上映時間 127分
監督 アン・リー
製作 ギル・ネッター、アン・リー、デヴィッド・ウォマーク
原作 ヤン・マーテル
脚本 デヴィッド・マギー、ディーン・ジョーガリス
撮影 クラウディオ・ミランダ
プロダクションデザイン デヴィッド・グロップマン
編集 ティム・スクワイアズ
音楽 マイケル・ダナ
出演 スラージ・シャルマ、イルファン・カーン、アディル・フセイン、タブー、レイフ・スポール、ジェラール・ドパルデュー

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テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

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[ライフ・オブ・パイ] ブログ村キーワード  「ブロークバック・マウンテン」で、≪アカデミー賞・監督賞≫を受賞したアン・リー 監督が挑む、3Dアドベンチャー超大作。「ライフ・
LIFE OF PI なぜ少年は、生きることができたのか。 命を奪うのか、 希望を与えるのか 上映時間 127分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開(FOX) 初公開年月 2013/01/25 ジャンル アドベ
ヤン・マーテル著の『パイの物語』をアン・リー監督が映画化したファンタジックな作品です。 トラと漂流している予告編を観た時から、一体どうなるのだろうと気になっていました。
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□作品オフィシャルサイト 「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」□監督 アン・リー□脚本 デビッド・マギー□原作 ヤン・マーテル□キャス スラージ・シャルマ、イルフ...
当初は全く眼中になかったこの作品。 アカデミー賞で11部門もにノミネートされただけでなく、周りの評価も高いものだから、俄然期待が高まっちゃった。 満を持してIMAXで鑑賞して
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Comments

こんにちわ
どちらの話が正しいかではなく、見る人にどちらの話を信じたいかを委ねる構成はいいですよね。
トラとの漂流は現実的ではないかも知れませんが、そこに宗教観を絡めているために現実的にも見えるというのも素晴らしかったです。
 
こんばんは♪
漂流するまでが長く感じましたね。
映像は本当に美しくて見入ってしまいました。
トビウオのシーンは思わず避けてしまいましたよ~
 

daiさんこんばんは、ほんと序盤が長く退屈でうとうとしちゃいましたけど
ラストに至迄の流れが面白く、飽きさせない2時間ちょいでした。
映像部門ではきっとオスカーとるでしょうね!
 
おっ!好評価^^
daiさん、こんばんは☆彡

>ただそんな事を考える余地を与えないほどのπのような限りないと
感じる映像美の数々に魅了されるアカデミー賞ノミネート作

同感です!私がダラダラと書く感想をdaiさんですと、2行で書ける(笑)
私もそう言いたかったのですが(^_^;)
パイからπを連想する知的なdaiさんとアップルパイを連想する貧困な(^^ゞ
私とでは頭の中身が違いますね(笑)

予告編を観つくしている私としては、前半はちょっと退屈でしたが(^^ゞ
でもあそこも無駄な部分じゃあないんですよね。ほんと、困ったものです(笑)

私はとにかく映像美が素晴らしかったと思います!
音響、映像系で賞を獲りますよね(^_-)-☆
 

にゃむばななさんへ

この展開・構成においては見る人へ委ねたあの構成は
ベストな演出のように思います。
宗教などは、使い方を誤るときな臭くなってしまいますが、
本作においては巧さを感じましたね。
 

yukarinさんへ

漂流するまでは若干長く感じましたよね。
ただ漂流してからは映像美を含めて良く出来ていました。
トビウオのシーンはわかりますね。
 

migさんへ

こんばんは。

序盤の長さが余計に中盤からラスト迄の巧さを引き立たせた気がしました。
映像部門はやっぱりオスカーとりますよね。
 

ひろちゃんさんへ

こんばんは

予告で結構いろいろ見せているので、
映画館によく行く人にしてみては余計に前半の
退屈さは際立ったかもしれないですね。
ただおっしゃられるように退屈に思える、
前半がこの作品の肝になっているから困ったものですよw

> 私はとにかく映像美が素晴らしかったと思います!
> 音響、映像系で賞を獲りますよね(^_-)-☆

これは間違いないでしょうね。逆に獲れず、
未鑑賞の映画が獲ったらさらなる期待をしてしまいそうです★
 
こんばんは。
昨日IMAXで観ましたが、さすがに二度目だと前半の長さは気になりませんでした。
というか、確認の意味でも一生懸命に観ました(笑)
虚構と思うか思わないかは人それぞれですが、真実や明白なものだけが全てではない、円周率のように限りなく続いていく命みたいなものを感じました。
パーカーの存在は、色んな意味合いで取れますね。
 

オリーブリーさんへ

こんばんは。

IMAXだと映像美が素晴らしいでしょうね。

> 円周率のように限りなく続いていくみたいなものを感じました。

たぶんこれを表現したかったんでしょうね。
 

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