Memoirs_of_dai

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おとなのけんか


Category: 映画 あ行   Tags: ---
主役は携帯電話かな?

carnage

【Story】
ニューヨーク・ブルックリン、子ども同士のケンカを解決するため2組の夫婦、ロングストリート夫妻(ジョン・C・ライリー、ジョディ・フォスター)とカウアン夫妻(クリストフ・ヴァルツ、ケイト・ウィンスレット)が集まるが…。

評価 ★★★☆☆(3.5P)

【簡易感想】
公園から始まり公園で終わる映画の中で、ジョン・C・ライリー、ジョディ・フォスター、クリストフ・ヴァルツ、ケイト・ウィンスレットという4俳優の好演が光った作品。公園での子供の喧嘩の和解のためにマンションの一室に集まった各夫婦が、ちょっとした小競り合いで、“大人の喧嘩”から“おとなのけんか”へと漢字の書けない子供のような大人気ない感情丸出しの修羅場となっていく姿を描く。ただ単純な子供のことに対しての喧嘩だったらたいして面白みもない作品になっていただろうが、夫婦同士の喧嘩から、各夫婦同士の喧嘩、はたまた夫組対妻組の喧嘩と様々な喧嘩へ派生していく。そしてそれぞれの喧嘩の間の絶妙なタイミングで、クリストフ・ヴァルツ演じるアランの携帯電話が喧嘩の苛立ちを高めたり、話の腰を折ったり、仕舞にはラストおいしいところをもっていったりと完全に主役級の活躍。全体として時間も79分とワンシチュエーションコメディとしては調度いい時間も手伝って飽きないウィットに富んだユーモア溢れる作品に仕上がっていた。
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テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

ダークナイト ライジング


Category: 映画 た行   Tags: ---
影が薄まるベイン

the_dark_knight_rises

【Story】
ジョーカー(ヒース・レジャー)がゴッサム・シティを襲撃するものの、ダークナイト=バットマン(クリスチャン・ベール)が死闘を繰り広げ彼を撃破してから8年、再びゴッサム・シティの破壊を目論むベイン(トム・ハーディ)が現われる…。

評価 ★★★★☆(4.0P)

【感想】
クリストファー・ノーラン版バットマンの最終章。前作『ダークナイト』がヒース・レジャーの死という現実も付加することでの、ヒース・レジャー演じたジョーカーの存在感や、ダークナイトへ焦点を余り当てないという演出など、映画として圧倒的なクオリティの作品となっていた。そんな作品と比べてしまうとどうしても本作の見劣りは否めないが、十分映画として良くできている作品に思えた。

さて話はジョーカー(ヒース・レジャー)襲撃事件後、ダークナイト=バットマン(クリスチャン・ベール)が地方刑事ハービ・デント(アーロン・エッカート)の汚名を残さないために、自らが汚名を追って影に消えた8年後から始まる。ダークナイトが消えた後、デント法という法のもと、ゴッサム・シティーは犯罪がほとんどない平和な街になっていた。そんな中、ブルース・ウェインの金庫から女泥棒のキャットウーマンことセリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)が真珠のネックレスとブルースの指紋を盗んでしまい、その指紋によってブルース・ウェインは破産に追い込まれ、今回の敵であるベイン(トム・ハーディ―)の起こす一連の事件に繋がるのだ。

それにしても冒頭のインパクトが強すぎてしまうのがこの作品は非常に勿体ない。掴みとして飛行機と飛行機をワイヤーで繋いでの核物理学の博士を空中誘拐するベイン一味の行為は観ている人を引き付けるので成功なんですが、それ以降ベインのインパクトが徐々に徐々に半減していく。最終的にミランダが黒幕と分かってしまうとただの脇役程度の存在感の薄さ。中盤ベイン一味が圧倒していく序章の爆破シーンと言う一番の見せ場も、予告から見せすぎてしまったため「ここか」程度にしか思えなかった。ミランダが黒幕なので仕方がないと言えば仕方がないが、『ダークナイト』ではジョーカーのインパクトが徐々に増していく反面この演出は少し残念だった。

全体として膨らみ過ぎてしまったため、ミランダの描写やダークナイトことブルースの心の闇、ゴッサム市民の描写など脚本として少し足りない気がしてしまったのは事実だが、アン・ハサウェイ演じるキャットウーマンのメガネが耳になるなんて言う部分を含めたスーツ姿の魅力や、ジョン・ブレイクが実はなんて部分、そしてラスト冒頭とはベクトルが異なった迫力のある対決シーンなど、満足できる部分もあったので終幕としては総じて良くできていたと感じた作品だ。
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テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

アウェイクニング


Category: 映画 あ行   Tags: ---
あのタイプのゴシックホラー

the_awakening

【Story】
1921年、第1次世界大戦終戦後のイギリス。超自然現象の嘘を暴くフローレンス(レベッカ・ホール)は、ある寄宿学校の幽霊騒ぎを調べることになる。騒動の理由は生徒のいたずらだったのだが、偶然フローレンスは人知を超えた衝撃的な出来事に見舞われる…。

評価 ★★☆☆☆(2.9P)

【簡易感想】
本作の主役フローレンス(レベッカ・ホール)は、日々心霊現象と騒いでいる降霊術等の現場に出向いて、インチキを暴く生活を送っている心霊現象なんか嘘に決まっていると思ってやまない女性。そんなある日、ある寄宿学校で夜な夜な子供の幽霊が現れると言うのでフローレンスは訪れ、簡単に心霊現象が生徒の仕業だと暴く。しかし暴いたものの、このどこか懐かしい雰囲気漂う学校でまたも心霊現象が起こる。さてこの心霊現象は本当に心霊現象なのか、それともまたも誰かの仕業なのか…という展開。フローレンスの過去が、校舎に置かれたミニチュアや、ちょっとした小物、さらにはある人物によって徐々に明らかになる展開を、戦後のイギリスのダークな雰囲気で魅せる演出は悪くはないが、ある映画が作られて大ヒットしてしまっているため、途中でオチが分かってしまうのがこの手の映画の残念なところ。フローレンスの過去が明らか(匂わせるよう)にするのが少し早い気がする。折角冒頭で、“科学”と“心霊”の水掛け論を“科学”優位で描いているのだから、もっと“科学”の部分で引っ張ってもいいのではと思ってしまった。
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テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

プレイ‐獲物‐


Category: 映画 は行   Tags: ---
娘の幸せを”祈る”

the_prey

【Story】
銀行強盗の罪で刑務所にいるフランク(アルベール・デュポンテル)は、先に出所した同房者モレル(ステファーヌ・デバク)に愛する妻子の保護を依頼する。しかしモレルは若い女性ばかりを狙う猟奇殺人犯だったことが判明し、フランクは家族を守るため脱獄することに…。

評価 ★★★☆☆(3.5P)

【簡易感想】
『プレイ』なんてタイトルが付いていると、「行う(PLAY)?」、「祈る(PRAY)?」なんていうのが真っ先に浮かんでしまうが、「‐獲物‐」がタイトルについている通り、獲物と言う意味の「PREY」。ただ話の内容としては猟奇殺人犯の“獲物”となった妻子の危機に対し、脱獄を“行い(…PLAYではないが)”、妻子の無事を“祈り”、妻子の元へ警察に追われながら向かうという前半展開から始まる。この物語の基本線はフランク(アルベール・デュポンテル)が娘の奪還のためモレル(ステファーヌ・デバク)を追うというものだが、前半に獄中での犯罪者との関わり合いからの展開や、モレルを追いながらも自分は警察に追われると言う展開など幾つかの展開が、ストーリー展開に絡まって上手く構成されている。モレルの一見すると普通の人風な容姿から浮かび上がる異常性やその手助けをする奥さんの立ち位置など、キャラクターも良くできているのだが、モレルの使い方が非常に勿体ないのが気になる。フランクを獄中で髪の毛採取までして、猟奇殺人犯に陥れる部分まではいいとしても、フランクに容易に所在を見つけられる間抜けさなんかがイマイチ。これだったらマニュエル(セルジ・ロペス)に追い詰めされてもよさそうなものだ。結局ラスト娘の幸せをモロッコから祈るので、ある意味“PRAY”もダブルミーニングなのかなんて思ってしまった。まあラストは驚愕とまではいかないにしろ、細かい突っ込みは置いておいても話が良く練ってあるので、ラストまでノンストップで愉しんで観れる一本だ。
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テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

ヘルタースケルター


Category: 映画 は行   Tags: ---
ここでも白雪姫?

Helter_Skelter

【Story】
人並み外れた美貌とスタイルでトップモデルとして芸能界の頂点に君臨し、人々の羨望と嫉妬を一身に集めるりりこ(沢尻エリカ)は、全身整形によってもたらされたものだった…。

評価 ★★★☆☆(3.3P)

【感想】
今年はハリウッドで『白雪姫』が2作品映画化されるが、『白雪姫』のテーマと言うのは美の追求/執念だと個人的に思っている。本作『ヘルタースケルター』も、劇中で沢尻エリカが何度も鏡に向かって「鏡よ鏡、鏡さん…」と問うセリフから本作でも『白雪姫』がある種影響しているのかなと思ってしまった。

そんな本作は素行を含めた言動など様々なマイナス部分で話題を提供してくれる沢尻エリカ主演で、彼女のヌードや濡れ場などが公開前から先行して話題になっている作品。その作中で沢尻エリカが演じるのは、目と爪と耳とアソコ以外すべてを整形手術し、トップスターとして芸能界の頂点に立つりりこ。そのりりこが全身整形の後遺症の悪化や、新人モデルの台等、私生活でのストレスなどから破滅へ向かって行くというのが話の展開だ。

個人的に沢尻エリカの熱狂的なファンというわけでもないし、「別に…」と言おうがどうでもいいと思っているタイプの人間で、客観的にマスコミの報道等から伝わってくる彼女の行動を耳にしている程度でしかない状態だが、本作のりりこを観ていると、かなり沢尻エリカとの類似性を感じてしまう。蜷川実花が沢尻エリカしかできないと思ったというのも納得というぐらいの圧巻の演技。ある種この圧巻は演技のタイプも演技のレベルも到底かなわないとは思うが、『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンや、『ダーク・ナイト』のヒース・レジャーを観た時と似た感覚がある。素行を含めた性格も悪いのは分かるが、この映画を観て沢尻エリカのヌードを含めたビジュアルの美しさや、演技の上手さと言うのを再認識した。たらればになるが「別に…」と言わず、ハイパーなんとかと結婚していなかったら、今頃同世代の中では飛びぬけていたのではないかとついつい思ってしまう。

さて沢尻エリカの良い意味でも悪い意味でも魅力が伝わってくる映画だが、映画としては個人的にそこまで楽しめなかったのが事実。あくまで個人的だが蜷川実花の映画を観ていつも思ってしまうのは、彼女の映画は途中から飽きがくる。彼女のポップな色使いや音楽が彼女の作品には必要不可欠だというのは重々分かっているし、映像美などのセンスは流石といつも敬服してしまうが、彼女の映画はあくまでフォトグラフの延長線上であって映画としては単調。映像として中島哲也の描く映像美も近い感性があるように思えるが、彼の映画で感じない単調さが、彼女の映画ではいつも感じてしまう。本作でも我慢して1時間、それ以降は飽食状態だ。それに伴って沢尻エリカ演じるりりこの精神状態と肉体が崩壊していくので、前後半の差が大きく感じられず飽きがさらに速度を増すのが残念。

沢尻エリカの圧巻の演技や美しさには圧巻・翻弄されるが、ストーリー展開や映像の単調さからいま一つ満足できなかったのが残念。
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テーマ : 邦画    ジャンル : 映画

シャーク・ナイト


Category: 映画 さ行   Tags: ---
サメは46種もいたか?

shark_night_3d

【Story】
自然に恵まれたクロスビー湖に、女子大生サラ(サラ・パクストン)と6人の若者たちがバカンスにやって来る。当初は浮かれ騒ぎ休暇を満喫する一行だったが、仲間の一人が湖にいるはずのないサメに襲われたことから事態は一変…。

評価 ★★☆☆☆(2.7P)

【簡易感想】
ひとつ前の記事は“ピラニア”だったが、本作も人が恐れる水中生物の一つである“サメ”を用いて、古くからのテンプレート通りに、湖にバカンスでやって来た大学生が襲われるというパニック映画。そこにヒロインのイカレタ元彼や保安官などが絡んでくるという物語。サメ押しだが『ピラニア3D』、『ピラニア リターンズ』のようにピラニア主体と言うよりは結局は人対人なのでサメはあくまでもファクター。そこに加えて46種類のサメが襲ってくるっていわれても、「そんなにいた?」と言うぐらいにしか思えない。ファクターとして使うとしても数を出すというよりは、大きいサメに絞って『ジョーズ』に代表される、サメの本質的な迫ってくる恐怖を押した方がスリルやパニック度は増した気がする。それにしても大学生を陥れようとするキチガイどもの描写がこれまた適当。登場シーンから怪しさは前面に出してはいるし、保安官の本当は…みたいな展開もありっちゃありだが、キチガイどもの動画サイトへのアップにしても田舎でサメに襲われる映像をいくつもアップしていたらバレるんじゃないかなど展開を含め突っ込みどころ満載だ。全体として人対人が主線なのでサメを押す割にはパニック度が弱い気がする作品だ。
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テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

ピラニア リターンズ


Category: 映画 は行   Tags: ---
進化は続くよ、どこまでも

Piranha_3DD

【Story】
古代ピラニアたちがビクトリア湖を襲った事件から一年、クロス湖の周辺で不可解な失踪事件が続発する。一方その湖畔ではウォーター・パーク“ビッグ・ウェット”のオープン準備が進められる…。

評価 ★★★☆☆(3.0P)

【感想】
“エロ&グロ”で話題を集めた『ピラニア3D』の続編が本作『ピラニア リターンズ』。前作に比べて際どい方向へのエロ・グロさは増した気がするが、前作ほどのインパクトがなくなってしまっているのが残念。

そんな本作は古代ピラニアたちがスプリング・ブレイクを襲ってから1年後のお話。湖は封鎖され、血に飢えたピラニアたちは新しい住処を探し、新たにオープンするウォーター・パーク"ビッグ・ウェット"へと辿り着く。その“ビッグ・ウェット”とは、ウォーター・パークとは良い名をつけたもので、パークと言う名の大人のためのアミューズメントパークになっている。そんなパークがオープンを迎えた当日に図かったかのようにピラニアの大群が押し寄せるという展開は、湖がプールになっただけで基本は同じだ。

ただこの映画の売りは“エロ&グロ”で、展開なんてお構いなし。エロは金髪ギャルのおっぱい満載が前回にも増してパワーアップしているし、そこに加えて本作では女性の体内へ入っていくというエロピラニアなんてやつまで出てくる。一方のグロは、前作から場所がプールなので逃げ場が多いことから若干のスケールダウンは否めないが、そこは愛嬌。手から足から頭から股間から、ピラニアが襲って血飛沫溢れる演出は健在だ。

そしてこの作品の隠れ楽しみと言えば多彩な脇役。前作に引き続き『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドク役ことクリストファー・ロイドは“ピラニア専門家”で登場だし、デヴィッド・ハッセルホフなんていう『ナイトライダー』で名をはせた俳優が本人役で登場かつ自らパロっているのだから抜け目がない。

そんな感じで、少し前作ほどのインパクトがなかった気もするが、エロとグロで構成されたバカ映画なので何も考えずにただただ楽しめる一本だ。そしてあの終わり方は続編がありそうだがまだ続けられるか?
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テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

少年は残酷な弓を射る


Category: 映画 さ行   Tags: ---
SHE NEED“ED” TO TALK WITH KEVIN

we_need_to_talk_about_kevin

【Story】
作家のエヴァ(ティルダ・スウィントン)は、妊娠を機にそのキャリアを投げ打たざるを得なくなる。それ故に生まれてきた息子ケヴィン(エズラ・ミラー)との間にはどこか溝のようなものができてしまい、彼自身もエヴァに決して心を開こうとはしなかった…。

評価 ★★★☆☆(3.8P)

【感想】
アメリカの高校生銃乱射事件や、神戸の惨殺事件など少年が起こす残虐な事件と言うのが時折起こる。私たち第三者としては起きたことに対して、ニュースで入ってきた加害者の過去の人生がその事件に対しての付加情報になり、いくら残虐だろうが、余程でない限りその後(裁判のニュースぐらいは耳にするだろうが)を追うこともない。ただ加害者含めその家族の人生はその事件という基点で終わるわけがなくその後も続くというのは紛れもない事実。本作も、時間軸をある事件が起きた日を基点として、その事件後の加害者家族の描写に、それまでの過去を織り交ぜながら描写させ、事件の全貌を徐々に明かしていくという構図を持った作品になっている。

そんな話は作家のエヴァ(ティルダ・スウィントン)の視点で描かれる。彼女の住む家や車にはあからさまに嫌がらせだと分かる赤ペンキがぶちまけられており(※この物語の赤の使い方は巧い)、街では女性からビンタ、スーパーでは卵を割られるという日々。そんな彼女は今や作家ではなく生計を立てるために旅行代理店での雑用をし、家に帰ればストレスから酒と睡眠薬が手放せない。そんな彼女には息子がいるのだが、その息子は刑務所にいる。彼が刑務所入った事件こそが、彼女の人生を転落させたのだ。

この物語、冒頭でも書いたとおり、事件日を基点として過去と現在を交互に見せる演出を取っている。事件を起こしたケヴィン(エズラ・ミラー)という悪魔がどうやってできたのかという過去と、ケヴィンによって崩壊させられた人生において、過去を振り返ることでケヴィンを理解しようと試みる現在をエヴァ視点で描く。ただこれら全てエヴァ視点というところから、完全にケヴィンが悪いような描写になっており、ラストにエヴァがケヴィンに問い掛けるように、ケヴィンの本質部分が全く理解できずに終わる。あの事件を起こしたケヴィンをどんな理由があれ擁護するわけではないが、子育てにおいて“ズレ”というものが大きな問題へ誘うと言う話はよく聞く。言葉も話せないときに母親をあそこまで毛嫌いする子供のリアルさがないので、もしかしたらケヴィンは幼いながら、エヴァの本質に気付き、徐々にフラストレーションを貯めあの事件を起こしたのかもしれないし、もしかしたらエヴァはケヴィンに骨折させた以上のことをしていたのかもしれないなんて憶測してしまうのも事実。そんな描写されない互いの“ズレ”があの事件を生んだ可能性も大いに考えられる。

本作は敢えて上記したようにケヴィンの本質を描写しない。ただ子育てというもの自体が不明確で答えのないもの。そのことを踏まえて敢えて答えを出さず観ているこちらに考えさせる展開を取ったのだろう。ただ一つ言えることは、エヴァは真摯にケヴィンともっと話す必要があった(She Needed To Talk With KEVIN)し、家族でケヴィンについて話す必要があったことは事実だ。物語の描写自体は残酷で悲壮感があるもので万人受けはしないだろうが、子育てをする人間なら少なからず考えるものがあったのではないかと感じた一本だ。

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テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

崖っぷちの男


Category: 映画 か行   Tags: ---
誰が本当の崖っぷちの男か

man_on_a_ledge

【Story】
元ニューヨーク市警の警察官ニック(サム・ワーシントン)は、30億円のダイヤモンド強盗の罪で投獄されていたが脱走。ニューヨークの高層ホテルで投身自殺を図ろうとしていたところを発見される。次々と野次馬たちが集まって来る中、彼は最近失敗をやらかしたばかりの女性刑事リディア(エリザベス・バンクス)を交渉人に指名する…。

評価 ★★★☆☆(3.6P)

【簡易感想】
『崖っぷちの男』なんてまた可笑しなタイトルつけやがったと思ったら、原題そのままで、しかも主役のサム・ワーシントン演じるニックは、脱走したという点で精神的にも、物理的にビルの淵にいるという点でもタイトル通りの“崖っぷちの男”を演じる。そんなニックがなぜそんな状況になったかと言うと、事の発端は30億円ダイヤ横領の冤罪投獄。その冤罪を晴らそうと、彼の弟ジョーイ(ジェイミー・ベル)とその恋人(ジェネシス・ロドリゲス)と共に“ある計画”を実行する。“ある計画”即ち、冤罪の発端である盗まれていないダイヤの入手のために、飛び降り自殺を装い彼は崖っぷちにいるわけだ。それ故に物語は崖っぷちの男シーンと、彼の弟たちのダイヤ入手のためのシーンという近隣で起こっている2つの出来事を同時進行で描いていき、その双方が巧く絡み合い潜入が徐々に進んでいくのだ。そしてニックではないある男が崖っぷちの男になるというタイトル通りの展開。勿論アイデアが突拍子もないので登場人物の描写を含め突っ込みは多いが、それをも凌駕するようなテンポと緊張感で一気に見せる。そしてジェネシス・ロドリゲスのボディスーツへの着替えなんていうお楽しみ映像で緩急をつけるあたりの憎い演出も巧さを感じる。

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テーマ : 洋画    ジャンル : 映画
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