Memoirs_of_dai

the movie's blog of the people,by the people,for the people…

 

スポンサーサイト


Category: スポンサー広告   Tags: ---
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



デビル


Category: 映画 た行   Tags: ---
予定調和なシャマラン原案

Devil

【Story】
高層ビルで男が墜落死し、現場に急行した刑事ボーデン(クリス・メッシーナ)は、ロザリオを握りしめた死体に違和感を持つ。調度同時期、同ビルのエレベーターが突然停止し、男女5人が閉じ込められる…。

評価 ★★★☆☆(3.1P)

【感想】
『シックス・センス』のインパクト以降、イマイチパッとしないM・ナイト・シャマランの「ザ・ナイト・クロニクルズ」という、彼のアイデアを将来有望な映画作家たちが映画化するプロジェクトの第1弾作品で、高層ビルのエレベーターを舞台としてタイトルからネタばれ全開ではないのかと思われるスリラー作品。

本作の舞台はフィラデルフィアの高層ビルで、そんなビルから1人の男が飛び降り自殺をするところからストーリーは始まる。自殺があれば警察が来るので、この事件を刑事ボーデン(クリス・メッシーナ)が捜査すると、自殺した男は手にロザリオを握りしめている。もうこの辺りからも悪魔出てくる気満々の演出。そんな感じで捜査を刑事さんがしているうちに、本作のメイン舞台である高層ビルのエレベーターが故障を起こし、男女5人が閉じ込められる。ビルの警備員がどうにか穏便に済ませようと必死に整備の人などにエレベーターを直させようとするが一向に直らない。そして直らないのにエレベーター内の電気が一瞬消えるという現象が起きる。電気がつくとまさかの乗車している女性の背中から流血。エレベーター内の5人及び、エレベーターを監視している警備員も疑心暗鬼状態。そんなところに自殺調査中の刑事がやってきて物語は一気に加速していく。傷害程度だったエレベーター内の人間は、電気が消えるたびに1人、1人と死んでいくのだ。“密室”で“死体”なんて状況が生まれたら、5人(まあ最初にすぐ1人は死んじゃうので4人、3人、2人という感じか)は互いをより牽制し合うようになり、どうにか助かりたいと行動に出る。

この物語のミソはエレベーター内のいる一見何の因果もなく乗り合わせたような5人と、その様子をモニターで観ている刑事の関係性。ただ“悪魔が出てきてこんにちは”的な感じだったら展開的にどうでもいいのだが、互いの因果が余計にこのスリラーに引き込ませる要因を作っている。しかもその因果の中で1人、1人と死んでいくことで悪魔なんて頭にないエレベーター内の人間達が互いに対して疑心暗鬼になっていく様は鬼気迫るものだ。ただ全体的に説教臭いオカルト臭が少し気になるし、“シャマラン=大どんでん返し”というものを期待すると肩透かしを食らうだろう。
 more...の前にRanking   blogram投票ボタン


スポンサーサイト
テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

SUPER 8/スーパーエイト


Category: 映画 さ行   Tags: ---
DEAR スピルバーグ様、P.S.ロメロ様

Super 8

【Story】
1979年、アメリカ・オハイオ州。8ミリカメラで映画撮影をしていた6人の子どもたちのそばで、貨物列車の衝突事故が発生。貨物列車は空軍施設からある場所へと研究素材を極秘に移送中だった…。

評価 ★★★☆☆(3.5P)

【感想】
スティーヴン・スピルバーグ。映画を語る上で必要不可欠な人物の一人であり、映画をそんなに観ない人でも名前ぐらいは知っている人物。そんな本作で製作にも関わっている彼に対して、これでもかというぐらいのJ・J・エイブラムスがリスペクトを表わしているのが本作『スーパー8』だ。

そんな話は1979年、アメリカの・オハイオ州にあるエイリアンで名を馳せている“エリア51”からあるモノを輸送中の貨物列車に車が作為的に衝突事故を起こす。その様子を偶然8ミリで映画撮影をしていた少年少女らが一部始終を撮影してしまうという部分から始まる。話自体は特に目新しさもない8ミリで事故を撮影した少年達の成長という、8ミリがなければ数々使い古されたテンプレート的な安直な話になっている。

そして登場人物も、主役の母親を事故で亡くした保安官補佐を父に持つジョー(ジョエル・コートニー)と、ヒロインのダメ親父を父に持つアリス(エル・ファニング)という主役級の人物達にはそれ相応の背景を与えて印象付け、その他映画仲間にはデブ、矯正、ヘタレ、爆弾マニアから、薬中など、キャラを細かい描写ではなくイメージで観客に印象付けできるような個性を持たせているようにしている。

これらからも分かるように、本作は敢えて安直というかシンプルにストーリーを構成することで、スピルバーグに対してのオマージュを前面に押し出しているのだ。 冒頭の列車事故のシーンなんかは『プライベート・ライアン』の戦場シーンのようなカタストロフであるし、その後も、『未知との遭遇』、『E.T.』、『グーニーズ』、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』、『ジュラシック・パーク』、『ジョーズ』、『宇宙戦争』などなど、J・J・エイブラムスのスピルバーグに対してのオマージュの数々がこれでもかと描写される(因みに“『E.T.』+『スタンドバイミー』”とCMで言っている人がいるが、スピルバーグへのオマージュから考えると『E.T.』+『グーニーズ』の方がと個人的には思う。まあ勿論この2つだけで纏められるような作品ではないが)。

こういうような構成で作られている本作に、音楽なんかもザ・ナックの『マイ・シャローナ』やブロンディーの『ハート・オブ・グラス』などを使い、さらに映し出される街並みや車を始め、ルービックキューブを模したような部品などの小物も非常にノスタルジック。まさにスピルバーグ全盛期に映画で育った、J・J・エイブラムスと同年代くらいの人には堪らない仕上げだろう。そしてエンドロールで少年たちが作った8ミリ映画の完成版流れるが、話はジョージ・A・ロメロの『ザ・クレイジーズ』を完全に意識している作り。ある意味本編より面白いと思えてしまうが、ここら辺でスピルバーグと共に映画産業を支えてきたジョージ・A・ロメロに対しても劇中での特殊メイク程度ではなくリスペクトを表わす辺りJ・Jないしスピルバーグの憎い演出だ。

ただの物語としては突っ込みどころも満載だし、少しテンプレートにそり過ぎた映画にもとれるが、スピルバーグ映画にハマりまくった人や、劇中の子供たちのように映画を自主製作しようと思ったことのある人なんかは結構好きなタイプの映画なのかもしれない1本だ。ただまあCMで言っている今年No1的なのは過大評価だと思うが。
 more...の前にRanking   blogram投票ボタン


テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

メタルヘッド


Category: 映画 ま行   Tags: ---
脇でもインパクトを残すナタリー・ポートマン

Hesher

【Story】
自動車事故で母親を亡くした少年TJ(デヴィン・ブロシュー)は途方に暮れた生活を送っていたがそんなある日、一風変わった男ヘッシャー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が彼らの前に現れ一緒に暮らすことになる…。

評価 ★★★☆☆(3.6P)

【感想】
『(500)日のサマー』で草食系男子を熱演していたジョセフ・ゴードン=レヴィットが今度は肉食というか雑食とまで思われる一風どころかかなり変わっているクレイジーな謎の男を演じているのが本作『メタルヘッド』。製作にはナタリー・ポートマンまで拘わっている。

そんな本作の話は自動車事故で母親を失った13歳の少年TJの元に謎の男ヘッシャー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が現れたことから始まる。このヘッシャーという男のインパクトがこれまた凄まじい。TJの家に来て急に洗濯をし始めるは、そのまま住み着くは、車は爆発させるは、留守の家に入るはと奇行の数々をTJと共に繰り広げる。そんな引っかきまわされているTJだが、ヘッシャーと拘わることで少しずつ己が変わっていくのだ。

そんなストーリーの中、宣伝的に主役ぐらいの勢いで謳われていたナタリー・ポートマンはなかなか出てこない。というか本作において彼女は完全な脇役。正直言えばスーパーのレジ係なんていう役なので別にナタリーが演じる必要性はないとも感じられるが、脇に立ってもそこはオスカー女優、いかにもどんくさい地味目な女性を脇としては最高と言うぐらい巧く演じていた。

この物語において一番のキーパーソンである謎の男ヘッシャーの正体は劇中では一切明かされないし、彼の人物像は画面で描写されるまたは彼が口にする真実かウソかわからない部分でしか観ているこちらは分からない。間違いなく画面を観ていて彼をキチガイだと感じるだろうが、彼が起こす行動や言動が突拍子もないものながらその本質は非常に訴えてくるものがあるのは事実という描写がされている。こういう部分を観ていると流石スペンサー・サッサーと感じさせられる部分があった作品だ。
 more...の前にRanking   blogram投票ボタン


テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

スカイライン -征服-


Category: 映画 さ行   Tags: ---
吸引コラボムービー

Skyline

【Story】
ロサンゼルスの親友に会いにきたジャロッド(エリック・バルフォー)とエレイン(スコッティー・トンプソン)は、突如として青白い光と共に不気味な音が響き、友人が光の中に姿を消してしまう…。

評価 ★★★☆☆(3.3P)

【感想】
L.A.が巨大宇宙人に襲われちゃうというSFテンプレートムービー。巨大エイリアン好きとか、地球侵略好きとか、頭空っぽムービーが好きで好きで堪らない人にはお勧めの1本だ。

そんな話は親友の誕生日を兼ねて、お宅訪問に来たジャロッド(エリック・バルフォー)とその恋人エレイン(スコッティー・トンプソン)一行は、誕生日会で疲れた翌朝、窓の外に奇妙な青い光及び音で眼を覚ます。この青い光が曲者ので、人間の血管を浮かび上がらせて麻痺させるのだ。そんな凄い光を放っているのが、地球に来た巨大UFOとその中のエイリアンと言うわけ。彼らはその光と圧倒的な力で、地球人を吸い取るという奇行を行っている。そんなL.A.中の人たちが吸い取られている中、マンションの一室に残されたジャロッドとその仲間達は一体これからどうするのか?というのが冒頭の展開。まあその後はエイリアンもただ吸い取るだけではなく、色々な種類のエイリアンを登場させてジャロッド一行を追いつめて行く。地球人達もエイリアンに対して軍がステルス戦闘機を使った攻撃したり、バズーカを撃ったり、ジャロッドが素手で戦ったりと奮闘するが…。

こういう作品はストーリーが弱くなるのが通説で、本作も例外なくかなりストーリーが弱いというか浅い。エイリアン侵略なんてSF話なので浅く感じてしまうのは仕方がないが、もう少し登場人物の描写を強めてもいい気もする・・・・・・なんて書いても仕方がない。こういう映画にそこを求めて観る人はいないだろうから問題ないだろう。巨大エイリアンに襲われるというカタストロフィーを愉しむに限る。低予算ムービーながら、技術力でカバーした戦闘シーンのVFXの数々は観ていて飽きない。

突っ込みどころは満載だし、あのラストは個人的に好きではないが、色々な映画で用いられていたVFX満載の描写は、時間も手伝って観ていて飽きない作品だ。それにしてもまさかこんなコラボをするとは、やっぱりB級映画だなと思わされる。
 more...の前にRanking   blogram投票ボタン


テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

127時間


Category: 映画 は行   Tags: ---
前に進むことの大切さ

127 Hours

【Story】
アメリカ・ユタ州のブルージョン・キャニオン。ロッククライミングをしていた登山家のアーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)は落石事故に見舞われ、右腕を断崖に挟まれたまま身動きが取れなくなってしまう…。

評価 ★★★☆☆(3.8P)

【感想】
『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督の最新作。今回はある登山家の過ごした127時間を描く作品となっている。

そんな本作の舞台はアメリカ・ユタ州のブルージョン・キャニオン、絶景という言葉がピッタリな自然が作り出した絶景中の絶景。そこへ主人公アーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)が趣味であるロッククライミングを楽しむためにやってくるのだ。途中で観光に来ていた女性と楽しんだりしながら、趣味を謳歌していたアーロンだが、観光客の女性と別れた後すぐ、まさかまさかの落石事故に遭ってしまう。幸い命に別状ないのだが、右腕を挟まれてしまい一切動けない。挟まれた場所は救助も来ないであろう場所だし、まして誰にもここに行くことを告げていないし、ロッククライミングに慣れているアーロンは軽装だし、まさに絶体絶命状態だ。さてそんなアーロンはどんな決断を下すのか?というのが本作の話となるわけだ。

まあ展開的な奇を衒った驚きはこの物語で成立はしない。タイトルが『127時間』なのでタイムリミットが提示されているし、助けが来ないなんて展開なんかからも想定できる事態になるわけ。そうなってくるとこの作品のポイントは間違いなくアーロンを演じたジェームズ・フランコ及び監督の演出手法に寄与する。まずジェームズの方は、今後『猿の惑星:創世記』も控えているし、アカデミー俳優賞にもノミネートされたぐらいなので素晴らしい緊迫感と緩和を感じさせてくれる。そして演出の方も、ダニー・ボイルなので全く持って問題ない。挟まれた状態をずっと映していても仕方がないので、彼の人生の回想シーンを所々挿入していき、回想シーンと現実の人とのかかわりの差を比較させることで巧く演出されていた。勿論冒頭なんかでもダニー・ボイルらしい全体の撮り方なんかもダニー・ボイルらしさが伺える。

アーロンのとった決断シーンは少しグロいが、この決断からラストにかけてが、地震で被害に遭った日本にはピッタリな“前に進むことの大切さ”や“人の強さ”などをこれでもかというぐらい訴えてくる仕上がりとなっていた作品だ。
 more...の前にRanking   blogram投票ボタン


テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

ロスト・アイズ


Category: 映画 ら行   Tags: ---
ラスト“眼”の真実

julia's_eyes

【Story】
先天的な眼の病気で徐々に視力を失う運命にある女性フリア(ベレン・ルエダ)はある日、既に視力を失い、角膜手術を終えたばかりの双子の姉サラが自殺したことを知らされるが、その死に不審なものを感じ独自にサラの周辺を調べ始めることに…。

評価 ★★★☆☆(3.7P)

【感想】
“眼”は人間の部位の中でも非常に神秘的であり、角膜移植だったり、その人だけが変なものが見えたりと、ホラーによくキーとして用いられる。本作『ロスト・アイズ』も非常に“眼”がキーとなって描かれた結構描写(特に後半)が面白いスペイン映画だ。

物語は先天的な眼の病気を持つ女性フリアの双子の姉サラが自殺したことから始まる。姉の死を知ったフリアだがこの姉の死に不信感を抱く。その不信感から姉の死の真相を追い求め、姉の知り合いや姉の旧知の場所を巡っていくうちに、フリアは事件の渦に巻き込まれていき、余計に精神的に追い詰められていく。そこへ来て、フリアの夫イサクが謎の自殺をしてしまったことで、彼女はストレスフルな状態から眼の疾患を発病し失明してしまうのだ。失明後彼女は角膜移植手術を受け手術は成功。ただ数週間彼女は包帯をしたままの生活になるため、自分の家で介護人のイバンの介護を受けながら生活を始めるという後半へ続くのだ。

この後半からの描写が面白い。介護人のイバンの顔も、家の中にいる見知らぬ男も一切観ているこちらがフリアであるかのように顔が見えない。ただ前半のような緊迫感が徐々に薄れているのだが(しかもイバンへの信頼からの恋心まで)、フリアが包帯を外す辺りからの一気に迫りくる緊張感はハリウッド映画にはない面白さがある。そしてラストで明かされる真実は製作に拘わっているギレルモ・デル・トロらしい演出だ。
 more...の前にRanking   blogram投票ボタン


テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

X-MEN:ファースト・ジェネレーション


Category: 映画 あ行   Tags: ---
ミスティークの種々の活躍

X-MEN

【Story】
裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)は強力なテレパシーを使うことができるミュータントだったが、自分と同じような能力を持つ者の存在に気付き始めていた…。

評価 ★★★★☆(4.1P)

【感想】
『X-MEN』シリーズのビギニング的役割を果たす作品で、旧知の仲であるプロフェッサーXとマグニートの若き日が描かれている。プロフェッサーXが車椅子、マグニートのヘルメット、ミスティークがマグニート側の理由など、今まで映画シリーズではたぶん語られなかった謎が明らかになる。

そんな本作のポイントはプロフェッサーX(チャールズ)とマグニート(エリック)の境遇の違いだ。裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)と、幼少時に母親を銃殺された悲しい過去を持つエリック(マイケル・ファスベンダー)。この境遇の違いが彼らの人格形成に非常に寄与している。もともとミュータントという共通点で友人になった2人だが、出所は一緒でも行きつくゴールは全く違い、既にDVDになっているX-MENシリーズで知っている人も多いだろう2人の思想の違い(人間との共存か排他か)へと繋がっていくのだ。

そんな物語の中で当初のシリーズものとは容姿がかけ離れているジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダーだが、非常に若き日の2人を描写する点で巧く描かれていたと感じた。好青年ながらも以外に女好きな一面がある若き日のチャールズはジェームズ・マカヴォイに合っているし、幼少時の苦行により常に復讐心を持つエリックはマイケル・ファスベンダーにピッタリだ(ヘルメットは少し似合っていなかったが)。チャールズが言ったセリフで“禿げる”的なセリフなんかはサービス精神満載だ。

個人的にもう少しX-MENのビギニングとしてプロフェッサーXの能力が開眼された部分の描写や他のミュータントの描写を細かくやってほしいと感じた部分もあるが、シリーズファンには堪らないまさかのウルヴァリン登場や2時間オーバーにも拘らずテンポが良い展開、ケヴィン・ベーコンを始め脇を固める俳優の潤沢さや、ジェニファー・ローレンスのボディーなどのセクシーシーンなど、流石『キック・アス』の監督なだけはあると感じた作品だ。
 more...の前にRanking   blogram投票ボタン


テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

赤ずきん


Category: 映画 あ行   Tags: ---
大人な赤ずきん

Red Riding Hood

【Story】
ヴァレリー(アマンダ・セイフライド:アマンダ・サイフリッド )は木こりのピーター(シャイロー・フェルナンデス)と愛し合っていたが、ヘンリー(マックス・アイアンズ)との婚約を親が勝手に決めてしまう…。

評価 ★★★☆☆(3.0P)

【感想】
皆が知っている童話『赤ずきん』をモチーフにアマンダ・サイフリッドを主人公にして描かれた本作。あの『赤ずきん』と思って子供にでも観せられると思ったら驚く結果が待っている。もともと『赤ずきん』は“赤”や“狼”なんてキーワードや、女の子が狼に襲われるなんてストーリーから様々な教訓的物から性的な考察まであるもの。本作は子供用に作られた『赤ずきん』ではないそんな部分を前面に出し、身近な人の本来の姿の恐怖を描いている。

そんなストーリーは、狼と生贄を捧げる代わりに人を襲わないという協定がある村に住む、赤ずきんことヴァレリー(アマンダ・サイフリッド )は、親が勝手に決めたヘンリー(マックス・アイアンズ)との結婚から逃れるために、愛し合っているピーター(シャイロー・フェルナンデス)と駆け落ちしようと決めた最中に、ヴァレリーの姉が狼に殺されるという事件が起こるところから始まる。協定を破られたと思う村人は、狼に復讐するため狼退治に向かい狼を打ち取るが、村にやって来た狼ハンターのソロモン神父(ゲイリー・オールドマン)が、今回の事件は狼ではなく、人の姿で村人の中に紛れている人狼だと言い放ったことで村中は互いに疑心暗鬼となり、村はパニックに陥る。

展開的に人狼探しのサスペンス要素の強い展開で、ヴァレリーの婚約者ヘンリーや、幼馴染のピーター、怪しい雰囲気を醸し出す赤ずきんの祖母(ジュリー・クリスティ)など、誰もが犯人であるかのようにミスリードする展開や伏線回収は良くできている。そして私生活で魔性の女であるアマンダが2人の男の間で揺れ動くなんてものも見所の一つ。ただ『クロエ』でヌードを披露した彼女のそういうシーンが本作では巧く逃げられてしまった点は本来の『赤ずきん』イメージとしては少し残念。

個人的に結構期待していた作品な割にはテンポと演出の悪さが気になったが、童話『赤ずきん』の有名なセリフなんかも用意されているので、少し変わった大人な赤ずきんとして観れば楽しめるか。
 more...の前にRanking   blogram投票ボタン


テーマ : 洋画    ジャンル : 映画

アジャストメント


Category: 映画 あ行   Tags: ---
ラブSF

the_adjustment_bureau

【Story】
政治家のデヴィッド(マット・デイモン)は、ある日、バレリーナのエリース(エミリー・ブラント)と恋に落ちる。しかし、突如現れた男たち、“調整局”によって拉致されてしまう…。

評価 ★★★☆☆(3.8P)

【感想】
コーヒーを零すのも、電車に遅れるのも、人に出会うのも、全てが神または超越的なものによって予め定められているという宿命論があるが、そんな運命が“調整局”なる者によりアジャストされており、ひょんなことからその事実を知った男が、自分の運命を変えようと翻弄するのが本作。本作で変えようとするのは自分と愛する人の運命。言わば“運命の赤い糸”との対峙といったところで、SFを期待するよりもラブストーリーに近いテイストだ。

そんな物語は政治家のデヴィッド(マット・デイモン)が、自分の選挙敗戦会見の前にトイレで謎の女性エリース(エミリー・ブラント)と出会う。場所も状況も不思議ながら、そんな彼らはすぐに惹かれあう。ただ彼女に出会ったことでデヴィッドは敗戦会見ながら、有権者の心をつかむ演説をすることができる。その後彼は全米一のベンチャー企業に役員として迎えられる。そんなある日、その会社へ向かう際にバスに乗ると、トイレでキスをした女性エリースト運命的に再開するのだ。ただこの再開が調整局のエージェントのミスにより発生してしまった、起きてはいけない事象で、それによりデヴィッドは運命を操る調整局の“運命調整行為”を目撃することで自分の運命を操る調整局の存在を知ることになる。

運命調整局なんていう黒幕が存在するが、冒頭でも言った通り物語はラブストーリー。デヴィッドとエリースが互いに惹かれあっていくことに対して、調整局がくっ付けないように画策するというもの程度。まあこの調整局をもう少し掘り下げてもいいとは思うが、そこまでやってしまうと、主役のフォーカスがぶれてしまうのでその点は仕方がないだろう。デヴィッドが調整局の1人の助けを借りながら、導かれる運命を変えようと奮闘する過程において、帽子や扉なんてアイテムが結構キーになっていることなんかも身近さを感じさせる演出となっており面白い。そしてなによりもエミリー・ブラントが妙に魅力的に描かれているのが最高の演出だ。ある意味、この作品を観たことでエミリーの魅力を再確認できたことも調整局(監督)が仕組んだことなのかも。

SFを期待しすぎると肩透かしを食らうだろうが、『インセプション』と似た感じで、日本的に言えば世にも不思議な物語的なストーリーは面白く、ちょっと変わったラブストーリーとして良くできたエンターテインメント作品だ。
 more...の前にRanking   blogram投票ボタン


テーマ : 洋画    ジャンル : 映画
06 2011
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

05

07


 
Advertisement
 
Electric Bulletin Board
 
Blog Ranking
映画情報や無料映画満載!!
軽くポチッと!.
 
Search for this blog
 
 
 
 
Article's Rankings
ブログパーツ
 
Monthly Archives
 
 
Mail Form
 
Link

 
Advertisement

 
 
QR Code
QR
 
 

Archive RSS Login

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。