the movie's blog of the people,by the people,for the people…
2008.08.27 Wed
リアルなのび太の恐竜
【Story】
父親を亡くした孤独な少年アンガス(アレックス・エテル)は、ネス湖のほとりで青く光る不思議な卵を見つける…。
評価 ★★☆☆☆(2.8P)
【簡易感想】
“ネス湖”と言えば言わずもがなネッシーの写真で有名な湖であることは世界中の常識だろう。本作はその事実(写真)を膨らませて作った作品だ。物語は孤独なアンガス(アレックス・エテル)が湖でウォーター・ホースの卵を拾い、孵らせることで、アンガスとウォーター・ホース(名前:クルーソー)の生活が始まるところから始まる。まあトップでも書いたが、この基本的なプロットは多少の違い(拾った場所、眼鏡をかけていないなど)はあれど『ドラえもん のび太の恐竜』とほぼ同じであるため、とりわけてオリジナリティーを感じるものではない。ただ本作はそこに『パンズ・ラビリンス』のように、戦争という悲劇を絡めることで、現実との比較を持たせ、少年とクルーソーの生活の方のファンタジックさを高めようとしていた。
・・・というアイデアまではいいのだが、基本的な物語の作りが荒いことが駄作になった原因だろう。前半は多少目を瞑ればいいのかもしれないが、前半から崩れだしたストーリー展開の無理さが、後半になると完全なる致命傷になり、手に負えなくなっている。特に、折角前半で描いたルイス・モーブリー(ベン・チャップリン)、アン・マクマロウ(エミリー・ワトソン)、ハミルトン大尉(デヴィッド・モリッシー)各々の関係を全て棄却して、無理やり感動作に仕上げようとしている辺りや、そこに持っていくまでのご都合主義のオンパレードには苦笑しか出てこなかった。
というわけで子供向けならこんな作品よりよっぽど、1980年公開の『ドラえもん のび太の恐竜』を観せた方がましなように感じる作品だった。
*あのウォーター・ホースのグロさに子供はひくだろう・・・。Ranking
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【Story】
父親を亡くした孤独な少年アンガス(アレックス・エテル)は、ネス湖のほとりで青く光る不思議な卵を見つける…。
評価 ★★☆☆☆(2.8P)
【簡易感想】
“ネス湖”と言えば言わずもがなネッシーの写真で有名な湖であることは世界中の常識だろう。本作はその事実(写真)を膨らませて作った作品だ。物語は孤独なアンガス(アレックス・エテル)が湖でウォーター・ホースの卵を拾い、孵らせることで、アンガスとウォーター・ホース(名前:クルーソー)の生活が始まるところから始まる。まあトップでも書いたが、この基本的なプロットは多少の違い(拾った場所、眼鏡をかけていないなど)はあれど『ドラえもん のび太の恐竜』とほぼ同じであるため、とりわけてオリジナリティーを感じるものではない。ただ本作はそこに『パンズ・ラビリンス』のように、戦争という悲劇を絡めることで、現実との比較を持たせ、少年とクルーソーの生活の方のファンタジックさを高めようとしていた。
・・・というアイデアまではいいのだが、基本的な物語の作りが荒いことが駄作になった原因だろう。前半は多少目を瞑ればいいのかもしれないが、前半から崩れだしたストーリー展開の無理さが、後半になると完全なる致命傷になり、手に負えなくなっている。特に、折角前半で描いたルイス・モーブリー(ベン・チャップリン)、アン・マクマロウ(エミリー・ワトソン)、ハミルトン大尉(デヴィッド・モリッシー)各々の関係を全て棄却して、無理やり感動作に仕上げようとしている辺りや、そこに持っていくまでのご都合主義のオンパレードには苦笑しか出てこなかった。
というわけで子供向けならこんな作品よりよっぽど、1980年公開の『ドラえもん のび太の恐竜』を観せた方がましなように感じる作品だった。
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2008.08.25 Mon
『Bad Day』から始まり「Good Day」へ
【Story】
ひょんなことから大都会に来てしまったシマリスの3兄弟、アルビン(ジャスティン・ロング)、サイモン(マシュー・グレイ・ガブラー)、セオドア(ジェシー・マッカートニー)を、レコード会社に売り込みに来たものの追い返された作曲家デイブ(ジェイソン・リー)が知らぬ間に連れ帰ってしまう…。
評価 ★★★☆☆(3.4P)
【感想】
シマリス3兄弟の後に見るリアルリスの可愛さは激減。Ranking
〜以降ややネタばれあり〜
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【Story】
ひょんなことから大都会に来てしまったシマリスの3兄弟、アルビン(ジャスティン・ロング)、サイモン(マシュー・グレイ・ガブラー)、セオドア(ジェシー・マッカートニー)を、レコード会社に売り込みに来たものの追い返された作曲家デイブ(ジェイソン・リー)が知らぬ間に連れ帰ってしまう…。
評価 ★★★☆☆(3.4P)
【感想】
シマリス3兄弟の後に見るリアルリスの可愛さは激減。Ranking
〜以降ややネタばれあり〜
2008.08.23 Sat
トップは孤独だ!
【Story】
1585年、エリザベス1世(ケイト・ブランシェット)はプロテスタントの女王としてイギリスを統治していた。だが、欧州全土をカトリックの国にしようと目論むスペイン国王フェリペ2世(ジョルディ・モリャ)は彼女の失脚を画策する…。
評価 ★★★☆☆(3.4P)
【簡易感想】
エリザベス一世に関する知識は「スペインの無敵艦隊を倒した」というくらいしか知らず、勿論前作『エリザベス』も未鑑賞での本作鑑賞となる。物語はというと、エリザベスが女王としてイギリス統治を孤軍奮闘しながら頑張っていたが、そこへ世界最強無敵艦隊スペインが攻め入ってきたアルマダ海戦までをエリザベス視点で描いている。まあこのような流れで歴史的事実が進んでいくので、「2時間近くの話なんか観てられるかっ!!」という人は、下にある予告編でも観といてくれれば大筋は掴めるだろう。
だがこの作品で最も注力しているのはそんな流れではなく、エリザベスの人となりなのだ。個人的に本作を観て感じたことは、エリザベスという女性が孤独だったということ。彼女は過去にも人を信用して裏切られたのだが、普通の人なら友人にでも相談すればいいのだが、孤独故に誰にも相談できず、またしても愛してしまった男と、恋愛感情にも似た感覚になるほど信頼していた侍女に裏切られてしまう。本当にこの作品では、孤独故に自分に苛立ち、相手へ苛立ちという姿が巧く描かれていた(ただ鑑賞後調べてみると、映画では愛しい人にキスしかできないほど純情派の処女王(バージン・クイーン)に描かれていたにも拘わらず、実際のところは、バージンとは程遠く、愛人も多くいたらしい…まあ映画だし仕方ないか…)。それ以外にも、麻生太郎が「総理大臣に必要な資質は?」という問いに、「孤独に耐えること」と答えていたが、その回答のように、大国を統治するトップであるクイーン故の孤独さというものも画面内のエリザベスから伝わってきた。
という感じで全体を通してエリザベスの孤独さが目立った作品であり、言うなればそこまで孤独さを感じることができたのは、エリザベスを演じたケイト・ブランシェットの圧倒的な演技の賜物であったように思える作品だ。
というかスペインはモンゴルと同じで、嵐でやられたのか・・・まったく自然は脅威だ!
■水洗トイレ発明者はエリザベス一世のお気に入りだったらしい(後に宮中追放された)
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*予告はmoreRanking
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【Story】
1585年、エリザベス1世(ケイト・ブランシェット)はプロテスタントの女王としてイギリスを統治していた。だが、欧州全土をカトリックの国にしようと目論むスペイン国王フェリペ2世(ジョルディ・モリャ)は彼女の失脚を画策する…。
評価 ★★★☆☆(3.4P)
【簡易感想】
エリザベス一世に関する知識は「スペインの無敵艦隊を倒した」というくらいしか知らず、勿論前作『エリザベス』も未鑑賞での本作鑑賞となる。物語はというと、エリザベスが女王としてイギリス統治を孤軍奮闘しながら頑張っていたが、そこへ世界最強無敵艦隊スペインが攻め入ってきたアルマダ海戦までをエリザベス視点で描いている。まあこのような流れで歴史的事実が進んでいくので、「2時間近くの話なんか観てられるかっ!!」という人は、下にある予告編でも観といてくれれば大筋は掴めるだろう。
だがこの作品で最も注力しているのはそんな流れではなく、エリザベスの人となりなのだ。個人的に本作を観て感じたことは、エリザベスという女性が孤独だったということ。彼女は過去にも人を信用して裏切られたのだが、普通の人なら友人にでも相談すればいいのだが、孤独故に誰にも相談できず、またしても愛してしまった男と、恋愛感情にも似た感覚になるほど信頼していた侍女に裏切られてしまう。本当にこの作品では、孤独故に自分に苛立ち、相手へ苛立ちという姿が巧く描かれていた(ただ鑑賞後調べてみると、映画では愛しい人にキスしかできないほど純情派の処女王(バージン・クイーン)に描かれていたにも拘わらず、実際のところは、バージンとは程遠く、愛人も多くいたらしい…まあ映画だし仕方ないか…)。それ以外にも、麻生太郎が「総理大臣に必要な資質は?」という問いに、「孤独に耐えること」と答えていたが、その回答のように、大国を統治するトップであるクイーン故の孤独さというものも画面内のエリザベスから伝わってきた。
という感じで全体を通してエリザベスの孤独さが目立った作品であり、言うなればそこまで孤独さを感じることができたのは、エリザベスを演じたケイト・ブランシェットの圧倒的な演技の賜物であったように思える作品だ。
というかスペインはモンゴルと同じで、嵐でやられたのか・・・まったく自然は脅威だ!
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2008.08.15 Fri
優秀な人間は時として奇行起こす
【Story】
大学を優秀な成績で卒業したクリス(エミール・ハーシュ)は車や財布を捨て、自由を手に入れるための放浪の旅に出る。労働とヒッチハイクを繰り返し、アメリカからアラスカへと北上。アラスカ山脈の人気のない荒野へと分け入り、捨てられたバスの車体を拠点にそこでの生活をはじめる…。
評価 ★★★☆☆(3.7P)
【感想】
16歳に手を出さなかったのは偉い。Ranking
〜以降ややネタばれあり〜
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【Story】
大学を優秀な成績で卒業したクリス(エミール・ハーシュ)は車や財布を捨て、自由を手に入れるための放浪の旅に出る。労働とヒッチハイクを繰り返し、アメリカからアラスカへと北上。アラスカ山脈の人気のない荒野へと分け入り、捨てられたバスの車体を拠点にそこでの生活をはじめる…。
評価 ★★★☆☆(3.7P)
【感想】
16歳に手を出さなかったのは偉い。Ranking
〜以降ややネタばれあり〜
2008.08.14 Thu
88分に対しては詰め込み過ぎる展開
【Story】
FBI異常犯罪分析医ジャック・グラム(アル・パチーノ)の証言を基に、女性を狙った猟奇殺人犯フォスター(ニール・マクドノー)への死刑が宣告されるが、9年後、死刑執行の日が近づく中、フォスターの事件に酷似した連続殺人が発生する…。
評価 ★★★☆☆(3.2P)
【簡易感想】
「お前の命は88分だ」と宣告されたFBI異常犯罪分析医ジャック・グラム(アル・パチーノ)が彼の命を狙うシリアルキラーと対峙していくクライム・サスペンス。ほとんどリアルタイムのように進行していくため、テンポは良く飽きはしない。
ただ短い時間にも拘らず、ジャックの周りの人物が多すぎ(特に女性の名前を覚えきれない)、結果、それらの人物を犯人ぽく見せたいといった製作側の意図が裏目に出て、時間が費やされることで、ジャックの過去やフォスター(ニール・マクドノー)の異常さなど、この物語の核となる部分の描写が甘くなってしまっている(特に登場人物では海外ドラマの『The O.C.』のライアン・アトウッド役のベンジャミン・マッケンジーがキーパーソンぽく出てくるが、最後まで彼の存在意義が不明確)。
さらに登場人物が多い割には、犯人の動機は最後まで分からないとしても、犯人自体は中盤で容易に分かってしまうため、サスペンスの醍醐味は大きく失速している。
アル・パチーノの名演技と面白くなるであろう題材にも拘らず、凡作止まりなのは完全に脚本の失敗によるものだ。もしこの容量で物語を作りたいのなら、ドラマぐらいの時間がなければ無理であろう。Ranking
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FBI異常犯罪分析医ジャック・グラム(アル・パチーノ)の証言を基に、女性を狙った猟奇殺人犯フォスター(ニール・マクドノー)への死刑が宣告されるが、9年後、死刑執行の日が近づく中、フォスターの事件に酷似した連続殺人が発生する…。
評価 ★★★☆☆(3.2P)
【簡易感想】
「お前の命は88分だ」と宣告されたFBI異常犯罪分析医ジャック・グラム(アル・パチーノ)が彼の命を狙うシリアルキラーと対峙していくクライム・サスペンス。ほとんどリアルタイムのように進行していくため、テンポは良く飽きはしない。
ただ短い時間にも拘らず、ジャックの周りの人物が多すぎ(特に女性の名前を覚えきれない)、結果、それらの人物を犯人ぽく見せたいといった製作側の意図が裏目に出て、時間が費やされることで、ジャックの過去やフォスター(ニール・マクドノー)の異常さなど、この物語の核となる部分の描写が甘くなってしまっている(特に登場人物では海外ドラマの『The O.C.』のライアン・アトウッド役のベンジャミン・マッケンジーがキーパーソンぽく出てくるが、最後まで彼の存在意義が不明確)。
さらに登場人物が多い割には、犯人の動機は最後まで分からないとしても、犯人自体は中盤で容易に分かってしまうため、サスペンスの醍醐味は大きく失速している。
アル・パチーノの名演技と面白くなるであろう題材にも拘らず、凡作止まりなのは完全に脚本の失敗によるものだ。もしこの容量で物語を作りたいのなら、ドラマぐらいの時間がなければ無理であろう。Ranking
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